虫歯治療の費用はいくら?保険・自費の違い…

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虫歯治療の費用はいくら?保険・自費の違いや費用相場を徹底解説

2025年6月30日

こんにちは。港区南青山、東京メトロ「外苑前駅」より徒歩4分にある歯医者「エストデンタルケア南青山」です。

虫歯が痛くて歯医者を受診する女性

虫歯の治療費がどれくらいかかるのか、不安に感じている方は少なくないようです。最近では、治療方法や保険の適用範囲が多様化していることから、費用の目安がわかりにくいと感じる方も増えていると考えられています。

歯科医院によっても料金体系が異なる場合があり、「自分の場合はいくら必要なのか」と疑問に思う方が多いのではないでしょうか。

本記事では、虫歯治療の費用について知りたい方が増えている背景や、実際にどのような情報が得られるのかを詳しくご紹介します。

虫歯治療費の基本と保険適用の仕組み

虫歯治療費の基本と保険適用の仕組みのイメージ

虫歯治療を検討する際、多くの方が気になるのが治療費と保険の適用範囲です。実際の費用は、虫歯の進行度や治療方法によって大きく異なります。

また、保険診療と自費診療で選択できる治療内容や費用負担にも違いがあります。

ここでは、虫歯治療費の主な内訳や保険適用の仕組み、そして自費診療の特徴について詳しく解説します。自身の症状や希望に合わせて、どの治療法が適しているか判断するための参考にしてください。

虫歯治療で発生する主な費用項目

虫歯治療の費用は、初診料や再診料、レントゲン撮影、保存治療、外科治療、補綴治療など、治療の内容ごとに発生します。

保存治療は虫歯部分を削り、樹脂や金属で補修する方法です。進行した虫歯の場合、根管治療が必要になることもあります。

健康保険が適用される虫歯治療の範囲

日本の健康保険制度では、虫歯の基本的な治療(保存治療、根管治療、銀歯やプラスチックの詰め物・被せ物など)は保険適用となります。

保険診療では機能回復を目的とした治療が中心で、見た目や耐久性を重視した材料(セラミックやゴールドなど)は保険適用外となる場合があります。

自費診療の特徴

自費診療では、保険適用外の材料や治療法(例:セラミックの詰め物、インプラント治療など)を選択できます。

見た目や耐久性、金属アレルギー対策など、患者さんの希望に合わせた治療が可能ですが、全額自己負担となるため費用は高額になる傾向があります。治療内容や費用、メリット・デメリットを十分に説明してもらい、納得したうえで選択することが重要です。

気になることがあれば、歯科医師や歯科衛生士、または、補綴治療(詰め物や被せ物)の専門医など、複数の意見を聞くことも検討しましょう。

虫歯の進行度別にみる治療費の目安

虫歯の進行度別にみる治療費の目安を説明する歯科医師

虫歯の治療費は、虫歯の進行度や選択される治療法によって大きく異なります。初期段階であれば比較的負担が少なく済みますが、進行すると治療回数がかかり、費用も高額になる傾向があります。

ご自身の症状がどの段階に該当するのかを知り、治療の選択肢や費用の目安を理解することは、納得のいく治療を受ける上で非常に重要です。

ここでは、虫歯の進行度ごとに一般的な治療費の目安と、歯科医院で具体的にどのような質問をするとよいか解説します。

初期虫歯の治療費

初期虫歯は、歯の表面がわずかに溶け始めた状態(脱灰)で、痛みなどの自覚症状がほとんどありません。

この段階では、主に歯科衛生士が行う、フッ素塗布や歯磨き指導などの予防処置(虫歯の進行を防ぐ処置)が中心となり、保険診療の場合は数百円から数千円程度が一般的です。

中等度の虫歯治療費

中等度の虫歯は、歯の内部(象牙質)まで進行し、冷たいものがしみるなどの症状が現れることがあります。この場合、虫歯部分を削り、レジン(CR充填)や金属・セラミックの詰め物(インレー)で補う保存治療が行われます。

保険診療では1,000円〜3,000円程度ですが、セラミックなどの材料や範囲によっては自費診療となり、数万円以上かかる場合もあります。

治療法や材料の選択肢について、歯科医師や歯科衛生士に詳しく相談することが大切です。

重度の虫歯治療費(神経治療・抜歯など)

重度の虫歯は歯髄(神経)にまで達しており、強い痛みや腫れを伴うことがあります。この場合、根管治療(歯の神経を除去し、内部を消毒・充填する治療)が必要となり、保険診療で3,000円〜6,000円程度が目安です。

歯が保存できない場合は抜歯となり、その後の補綴治療(入れ歯やブリッジ、インプラントなど)にはさらに高額な費用がかかる場合があります。治療後の選択肢や、専門医の紹介についても遠慮なく質問してみましょう。

治療方法ごとの虫歯治療費の相場

治療方法ごとの虫歯治療費の相場のイメージ

虫歯治療の費用は、治療方法や使用する材料、歯の状態によって大きく異なります。自分に適した治療法を選ぶためには、それぞれの治療にかかる費用の目安や、治療の特徴を理解しておくことが大切です。

ここでは、虫歯治療の代表的な方法ごとに、治療費の相場や治療内容について詳しく解説します。

歯科医院で費用や治療内容について質問する際のポイントや、専門医への相談についても触れていますので、ぜひ参考にしてください。

詰め物(インレー)の費用

インレーとは、虫歯で失われた歯質を部分的に補う詰め物です。保険適用の場合、主に銀合金が使われ、費用は1歯あたり約2,000〜3,000円程度です。

見た目や金属アレルギー対策としてセラミックやゴールドなど自費診療を選ぶ場合、1歯あたり2万円〜5万円程度となることがあります。

材料の違いが費用に大きく影響するため、見た目や耐久性を重視する場合は、歯科医師に素材の特徴や費用について具体的に質問してみましょう。

被せ物(クラウン)の費用

クラウンは、歯全体を覆う被せ物で、虫歯が広範囲に及んだ場合に選択されます。保険適用の銀歯は約3,000〜5,000円、自費診療のセラミッククラウンは素材によって費用が変わります。

オールセラミックやジルコニアの場合は10万〜20万円、e-maxやメタルボンド クラウンの場合は8万〜15万円が費用の目安です。

クラウンの種類や適応範囲によって費用が異なるため、治療前に「保険と自費の違い」「長期的な耐久性」などを歯科医院で確認すると良いでしょう。

根管治療の費用

根管治療は、歯の神経まで虫歯が進行した場合に行われる治療です。保険診療では1歯あたり3,000〜6,000円程度ですが、マイクロスコープなど使用した精密根管治療は自費となり、5万円〜15万円程度かかることがあります。

根管治療は再発リスクもあるため、治療内容や再治療時の費用についても事前に相談することが大切です。

抜歯や入れ歯、ブリッジの費用

重度の虫歯で歯を残せない場合、抜歯やその後の補綴治療(入れ歯やブリッジ)が必要です。抜歯は保険適用で1,000〜3,000円程度、部分入れ歯やブリッジは材料や本数によって異なりますが、保険診療で1万円前後、自費診療では数十万円に及ぶ場合もあります。

治療後の機能回復や見た目も考慮し、歯科医師や歯科衛生士と連携した治療計画を相談することが望ましいです。

虫歯治療費が変動する主な要因

虫歯治療費が変動する主な要因を考える女性

虫歯治療にかかる費用は、患者さん一人ひとりの症状や希望によって大きく異なります。治療費の違いは、虫歯の進行度や治療方法、使用する材料、さらには保険診療か自費診療かの選択によっても左右されます。

ここでは、虫歯治療費が変動する主な要因について、分かりやすく解説します。

虫歯の本数や進行度による違い

虫歯の本数が多いほど、治療にかかる費用も増加します。また、初期の虫歯であれば「保存治療」としてCR(コンポジットレジン)充填など比較的簡単な処置で済む場合が多いですが、進行して神経まで達すると根管治療や補綴治療(被せ物や被せ物)が必要となり、費用も高くなります。

虫歯の進行度は、見た目だけではわからない場合があるので、レントゲンを撮って確認する場合があります。治療前に歯科医師から説明があるか確認し、納得した上で治療をしましょう。

治療方法や使用する材料の違い

虫歯治療には、CR充填、インレー、クラウン、インプラントなどさまざまな方法があります。使用する材料も、保険適用のレジンや銀歯、自費診療のセラミックやジルコニアなど多岐にわたります。

材料によって見た目や耐久性が異なるため、費用も大きく変動します。治療法や材料の選択肢について、歯科医師や歯科衛生士に具体的なメリット・デメリットを質問することが大切です。

保険診療と自費診療の選択

日本では多くの虫歯治療が健康保険の範囲内で受けられますが、見た目や機能性を重視した自費診療を選択する場合、費用は自己負担となります。

保険診療では治療内容や使用材料に制限がありますが、自費診療ではより高度な治療や最新の材料を選ぶことが可能です。費用面や治療内容について、事前に見積もりを依頼し、納得した上で選択することが重要です。

歯科医院ごとの価格差

同じ治療内容でも、歯科医院ごとに価格設定が異なる場合があります。特に自費診療は医院ごとに大きく異なるため、複数の医院でカウンセリングや見積もりを受けることをおすすめします。

また、補綴や審美治療に詳しい歯科医師が在籍している医院では、より専門的な治療や説明が受けられる場合があります。自分に合った医院選びのためにも、治療内容や費用、専門医に相談できるか質問してみてください。

虫歯治療費を抑えるためのポイント

虫歯治療費を抑えるためのポイントのイメージ

ここでは、虫歯治療費をできるだけ抑えつつ、適切な治療を受けるための具体的な方法について詳しく解説します。

保険診療を上手に活用する方法

日本の歯科治療では、虫歯の多くが健康保険の対象となります。例えば、初期の虫歯には「CR充填(コンポジットレジン充填)」や、進行した場合の「根管治療」などが保険適用されます。

ただし、セラミックやインプラントなどの自費診療は全額自己負担です。治療前には「どの治療が保険適用か」「自己負担額はいくらか」を歯科医院で気軽に質問してみましょう。

複数の歯科医院で見積もりを取る重要性

同じ虫歯治療でも、医院ごとに治療方針や費用の説明が異なる場合があります。特に自費診療を提案された場合は、複数の歯科医院で見積もりや治療内容の説明を受けることで、納得のいく選択がしやすくなります。見積もりの際は「治療法の選択肢」「費用の内訳」「治療後のメンテナンス費用」など、具体的な質問を用意しておくと安心です。

また、審美治療やインプラントなどに詳しい歯科医師が在籍しているか、医院の方針や実績も事前にチェックしておくと良いでしょう。

早期発見・早期治療のメリット

虫歯は初期段階で発見・治療することで、治療費や通院回数を大幅に抑えられる場合があります。初期の虫歯なら歯を削る量も少なく、簡単な充填処置で済むことが多いですが、進行すると神経の治療や被せ物が必要となり、費用も高額になりがちです。

日頃から正しい歯磨きやデンタルフロスの使用、定期検診を受けることで、虫歯の早期発見につながります。

虫歯治療費に関するよくある誤解と注意点

虫歯治療費に関するよくある誤解と注意点のイメージ

虫歯治療費については、「保険が効くから安い」「自由診療は高額」というイメージが先行しがちですが、実際には治療内容や症状の進行度によって費用は大きく異なります。

ここでは、虫歯治療費に関するよくある誤解や注意点について、具体的な治療法や費用の背景、さらに治療を受ける際のポイントについて詳しく解説します。

保険診療でも高額になるケース

保険診療では、CR充填(コンポジットレジン充填)や根管治療などが一般的に適用されますが、進行した虫歯や複雑な治療(たとえば歯の神経を取る根管治療や、歯を大きく削る補綴治療)では、治療回数や材料費がかさみ、自己負担額が増える場合があります。

特に、奥歯の銀歯や前歯の被せ物など、保険適用範囲でも部位や材料によって費用が異なります。治療内容を事前に確認し、不明点は遠慮なく歯科医師や歯科衛生士に質問するとよいでしょう。

自費診療のメリット・デメリット

自費診療は、セラミックやジルコニアなど見た目や耐久性に優れた材料を選択できる一方、全額自己負担となるため費用が高額になる傾向があります。

例えば、インプラントやセラミッククラウンは、見た目や機能性の面でメリットがありますが、治療期間やメンテナンス費用も含めて総合的に検討することが大切です。治療法の選択肢や費用の内訳について、歯科医師や歯科衛生士に相談することも有効です。

治療費だけでなく治療内容も重視する

費用だけで治療法を決めるのではなく、保存治療や外科治療、補綴治療などの選択肢や、その治療が自分の歯の健康にどう影響をしていくかを考える必要があります。

歯の保存が可能な場合は、できるだけ自分の歯を残す治療を選ぶことが長期的な健康維持につながります。

まとめ

笑顔でハツラツとした女性

虫歯治療の費用は、治療内容や虫歯の進行度、保険適用の有無によって大きく異なります。保険適用の場合、初期の虫歯なら数千円程度から治療が可能ですが、進行した場合や自費診療を選ぶと数万円以上かかることもあります。

費用は詰め物や被せ物の材質、治療方法、通院回数などによっても変動します。医療費控除や公的支援を活用することで負担を軽減できる場合もあるため、事前に確認することが大切です。費用や治療内容について不安がある方は、歯科医院で見積もりや説明を受け、納得した上で治療を進めることをおすすめします。

そして、定期検診やセルフケアで、日頃から虫歯が進行しないようにしていくことも、治療費を抑えられる方法の一つということを知っておきましょう。

虫歯治療を検討されている方は、港区南青山、東京メトロ「外苑前駅」より徒歩4分にある歯医者「エストデンタルケア南青山」にお気軽にご相談ください。

当院では、院長が全ての患者さんを対応するなど、患者さんの悩みに本気で向き合っています。歯を守りたい、芸能人のような歯にしたい、他院で断られたなどのお悩みを抱えている方はぜひご連絡ください。

当院のホームページはこちらお問い合わせも受け付けておりますので、ご活用ください。

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