ホワイトニングの種類と選び方|費用・期間・注意点を解説
2025年9月18日
こんにちは。港区南青山、東京メトロ「外苑前駅」より徒歩4分にある歯医者「エストデンタルケア南青山」です。
歯の白さは第一印象を大きく左右する要素のひとつです。近年では、美意識の高まりとともに、歯のホワイトニングに対する関心が急速に高まっています。芸能人やモデルのような白く輝く歯に憧れ、ホワイトニングを検討する方も多いのではないでしょうか。
しかし、一口にホワイトニングと言っても、その方法や効果、費用にはさまざまな違いがあります。自分に合った方法を選ぶためには、まずそれぞれのホワイトニングの特徴を正しく理解することが重要です。
今回は、ホワイトニングの主な種類について解説します。ホワイトニングのメリット・デメリット、費用相場についても解説しますので、ホワイトニングを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
ホワイトニングの種類
ホワイトニングにはいくつかの種類があり、歯科医院で行うものから自宅で手軽にできるものまでさまざまです。自分のライフスタイルやご予算、希望する歯の白さに応じて、適切な方法を選ぶことが大切です。
以下では、ホワイトニングの種類とそれぞれの特徴について詳しく解説します。
オフィスホワイトニング
歯科医院で専門の機器と薬剤を使って行うホワイトニング方法です。
高濃度のホワイトニング剤を使用し、専用のライトやレーザーを照射することで短時間で効果を得ることができます。1回の施術でも白さを実感できることが多いです。そのため、結婚式や面接などの大切なイベントの前に歯を白くしたいという方に選ばれています。
ただし、高濃度の薬剤を使用するため、人によっては歯がしみるなどの知覚過敏の症状が出る場合があります。また、効果は3か月〜半年ほど続くとされており、その後も定期的にメンテナンスを受けることが推奨されます。
費用は他の方法に比べてやや高めですが、即効性が高い点と専門家の施術による安心感が魅力といえるでしょう。
ホームホワイトニング
歯科医院で作成した専用のマウスピースと薬剤を使い、自宅で自分のペースで行うホワイトニング方法です。
薬剤の濃度はオフィスホワイトニングより低めですが、毎日1〜2時間の装着を数週間続けることで、自然で透明感のある白さを実現できます。白さが徐々に現れるため、周囲に気づかれにくく、ナチュラルな仕上がりを求める方に選ばれています。
この方法は自宅で好きな時間に行える手軽さが魅力で、仕事などで忙しく、なかなか歯科医院の受診できない方にも人気です。
一方で、毎日の継続が必要なため、根気強く続ける意志が求められます。また、効果が現れるまでに時間がかかるため、すぐに結果を求める人には不向きな場合もあります。オフィスホワイトニングに比べて費用はリーズナブルで、始めやすいのもメリットのひとつです。
デュアルホワイトニング
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせた方法です。
歯科医院で即効性のある施術を受けたあと、自宅でのホームケアを継続することで、より高いホワイトニング効果と長持ちする白さが期待できます。両方のメリットを取り入れた方法として、美容意識の高い方々を中心に人気を集めています。
この方法の最大の特長は、即効性と持続性のバランスが優れている点にあります。短期間で白さを得たい人にも、自然な白さを長く保ちたい人にも対応できるのが魅力です。
ただし、その分コストはやや高くなる傾向にあり、時間と予算に余裕がある方に選ばれています。歯の状態や生活習慣に合わせて、歯科医師の指導のもとで進めることが推奨されます。
セルフホワイトニング
セルフホワイトニングは、専門のスタッフや医師による施術を受けず、自分自身で行うホワイトニング方法です。セルフホワイトニング専門店で行う方法や、自宅で市販のキットを使用して行う方法があり、近年では低価格で気軽に試せることから利用者が増えています。
使用される薬剤は過酸化水素を含まないことが多く、歯や歯茎への刺激が少ないのが特徴です。
一方で、効果の持続性や白さのレベルには限界があり、本格的な歯の白さを求める方にはやや物足りなさを感じる場合もあります。
ホワイトニングのメリット・デメリット
ホワイトニングは、見た目の美しさを高めるだけでなく、自信や清潔感を与える効果も期待できるため、近年では男女問わず多くの人に支持されています。
しかし、どのような施術にも共通して言えるように、ホワイトニングにも良い面と注意すべき点があります。期待できる効果ばかりに目を向けるのではなく、事前にメリットとデメリットを理解しておくことで、後悔のない選択が可能になります。
ここでは、ホワイトニングを受けることで得られる主なメリットと、注意すべきデメリットについて解説します。
ホワイトニングのメリット
ホワイトニングの大きなメリットは、歯が白くなることで見た目の印象が大きく変わる点です。
これによって、笑顔に自信が持てるようになり、対人関係や仕事、プライベートにおいても前向きな気持ちで過ごせるようになるでしょう。歯が白くなることで、若々しい印象になる効果も期待できます。
また、ホワイトニングで歯が白くなると歯のケアに対する意識が高まるというメリットもあります。これにより、虫歯や歯周病の予防につながる場合もあります。
特に営業職や接客業など人と接する機会が多い職種の方にとっては、印象アップの一環としてホワイトニングが有効です。
ホワイトニングのデメリット
ホワイトニングには多くのメリットがありますが、いくつかのデメリットも存在します。
まず代表的なのが、知覚過敏のリスクです。ホワイトニング剤の影響で歯の表面が一時的に刺激を受けやすくなり、冷たいものや熱いものがしみることがあります。これは一過性のものが多いですが、不安を感じる方には事前の相談が重要です。
また、ホワイトニングの効果は永久ではなく、時間の経過とともに色戻りする場合があります。特にコーヒーや赤ワイン、カレーなどの色素の濃い飲食物を頻繁に摂る方は、効果の持続期間が短くなることがあります。
さらに、保険が適用されない自由診療のため、方法によっては費用が高額になるケースもあり、費用対効果を慎重に見極める必要があります。
ホワイトニングの費用相場
ホワイトニングの費用は、選ぶ方法や通う施設によって大きく異なります。
例えば、歯科医院で行うオフィスホワイトニングは1回あたり2万円〜5万円程度が相場となっており、使用する薬剤の種類や照射機器などによって変動します。複数回の施術が必要な場合は、トータルで10万円を超えることもあります。
一方、ホームホワイトニングはマウスピース作成費と薬剤を合わせて2万円〜4万円程度が一般的です。自宅で繰り返し使えるため、長期的にはコストパフォーマンスに優れているといえます。
デュアルホワイトニングになると両方を併用するため、6万円〜10万円前後と高額になる傾向があります。
セルフホワイトニングはほかの方法に比べて安価で、1回あたり3,000円〜5,000円程度で行えるケースもあります。
市販のホワイトニンググッズも含めると、より低価格でのケアも可能ですが、効果や安全性には個人差があるため、価格だけで判断せず、信頼性や実績も考慮することが重要です。
ホワイトニングを選ぶ際の注意点
ホワイトニングの方法を検討する際には、いくつかの点を押さえておくことも大切です。
まず、自分の歯の状態を確認することが重要です。虫歯や歯周病がある場合は、ホワイトニングによって症状が悪化する可能性があります。施術によって痛みなどの症状が現れる可能性もあるため、事前に治療を受けることが推奨されます。
また、希望する白さによって、ご自身に合ったホワイトニングの方法が異なります。できるだけ早く歯を白くしたいのか、白さを長く保ちたいのかといった目的を明確にしておくことも大切です。
さらに、セルフホワイトニングや市販品には、効果が薄かったり、歯にダメージを与えたりするリスクがあるものもあるため、成分や実績、口コミなどを事前に確認して選びましょう。
ホワイトニング後のケアも忘れてはなりません。効果を持続させるためには、定期的にメンテナンスを受けること、着色しやすい飲食物を控えることなどの工夫が必要です。ホワイトニングは一度で終わりではなく美しさを維持するための習慣と捉えましょう。
まとめ
ホワイトニングは、美しい笑顔を手に入れるための効果的な手段として、多くの人に選ばれています。
オフィスホワイトニングやホームホワイトニングなど、いくつかの選択肢があるなかで、自分の目的やライフスタイル、予算に合った方法を見極めることが成功の鍵となります。
また、ホワイトニングには見た目の改善だけでなく、自信や生活の質を高める効果も期待できる一方で、知覚過敏や色戻りといった注意点も存在します。
正しい知識と理解をもって取り組めば、ホワイトニングは決して特別なものではなく、誰にでも取り入れられる美容習慣のひとつです。
歯科医師のアドバイスを参考にしながら、自分に合った方法で理想の白さを目指してみてはいかがでしょうか。
ホワイトニングを検討されている方は、港区南青山、東京メトロ「外苑前駅」より徒歩4分にある歯医者「エストデンタルケア南青山」にお気軽にご相談ください。
当院では、院長が全ての患者さんを対応するなど、患者さんの悩みに本気で向き合っています。歯を守りたい、芸能人のような歯にしたい、他院で断られたなどのお悩みを抱えている方はぜひご連絡ください。