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医療法人 新瑛会 エストデンタルケア南青山
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インプラントとブリッジの違いとは?費用や治療期間についても解説

2025年7月29日

こんにちは。港区南青山、東京メトロ「外苑前駅」より徒歩4分にある歯医者「エストデンタルケア南青山」です。

インプラントとブリッジの費用や治療期間のイメージ

歯を失ってしまい、治療法としてインプラントとブリッジのどちらを選ぶべきか悩んでいませんか。どちらもよく耳にする治療法ですが、具体的な違いがわからず、なかなか決められない方も多いのではないでしょうか。

治療法の選択は、費用や期間だけでなく、周りの健康な歯への影響や将来的な見た目の美しさにも関わる重要な決断です。それぞれの特徴をよく理解しないまま選んでしまうと、後から後悔につながる可能性もあります。

この記事では、インプラントとブリッジのメリット・デメリット、費用や治療期間、メンテナンス方法を詳しく比較解説します。

ご自身に最適な治療法を見つけ、納得して治療に進みたい方は、ぜひ参考にしてください。

インプラントとブリッジ

インプラントの模型とブリッジを持つ手

歯を失った場合の治療法として「インプラント」や「ブリッジ」という言葉を耳にしたことがある方も多いでしょう。

しかし、それぞれの治療法がどのような特徴を持ち、どのようなケースで選択されるのか疑問を持たれる方が少なくありません。

ここでは、インプラントとブリッジの基本的な仕組みや特徴、そして両者を組み合わせた治療法について詳しく解説します。

インプラントとは

インプラント治療は、歯を失った部分の顎の骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工の歯を装着する方法です。インプラント体は主にチタン製で、生体親和性が高く、骨としっかり結合する性質があります(オッセオインテグレーション)。

このため、天然歯に近い噛み心地や見た目が得られると考えられています。

ただし、インプラント治療は外科手術を伴うため、全身状態や口腔内の健康状態によっては適応できない場合もあります。

ブリッジとは

ブリッジ治療は、失った歯の両隣の歯を支えにして人工歯を橋渡しする補綴治療です。支台となる歯を削って被せ物を装着するため、比較的短期間で治療が完了する場合があります。

しかし、健康な歯を削る必要があることや、支台歯に負担がかかることがデメリットとされています。

支台歯の状態や歯周病の有無によっては、長期的な安定性に影響が出る場合もあるため、専門家による適切な診断が重要です。

インプラントとブリッジの違いを比較

インプラントとブリッジの違いを比較のイメージ

歯を失った場合の治療法としてインプラントとブリッジはよく比較される選択肢です。それぞれの治療法には特徴や適応、身体への影響が異なります。

ここでは、インプラントとブリッジの違いについて詳しく解説します。

治療方法と手順の違い

インプラントは、失った歯の部分に人工歯根(インプラント体)を顎の骨に埋め込み、その上に人工歯を装着する外科治療です。

一方、ブリッジは失った歯の両隣の健康な歯を削って土台とし、連結した人工歯を被せる補綴治療です。

歯や周囲組織への影響

インプラントは周囲の歯を削る必要がなく、単独で機能しますが、十分な骨量や歯周組織の健康が求められます。

ブリッジは両隣の健康な歯を削るため、将来的にその歯の寿命を縮めるリスクがあります。

外科手術の有無と身体負担

インプラントは外科手術が必要であり、全身状態や既往歴によっては適応外となる場合があります。

ブリッジは外科手術を伴わないため、外科的リスクが少ないのが特徴です。

見た目と機能性の比較

インプラントは天然歯に近い見た目や噛み心地が得られる場合があります。

ブリッジも審美性は高いですが、支台歯の状態や部位によっては違和感を覚えることもあります。

耐用年数と長期的な安定性

インプラントは適切なセルフケアと定期的なメンテナンスにより、10年以上の長期的な安定が期待できる場合があります。

一方、ブリッジは支台歯の虫歯や歯周病リスクが高く、平均的な耐用年数は7〜10年程度とされています。

インプラントとブリッジのメリット・デメリット

インプラントとブリッジのメリット・デメリットのイメージ

ここでは、インプラントとブリッジのメリット・デメリットについて詳しく解説します。

インプラントのメリット・デメリット

インプラントの最大のメリットは、隣接する健康な歯を削らずに済み、しっかりと噛む力を回復できる点です。インプラント体は骨と結合する「オッセオインテグレーション」という現象により、天然歯に近い安定性を持ちます。

一方で、外科手術が必要なため全身状態によっては適応外となる場合があり、治療期間が長くなる傾向があります。

また、定期的なメンテナンスや正しいセルフケアが不可欠で、歯周病が進行するとインプラント周囲炎のリスクが高まります。

ブリッジのメリット・デメリット

ブリッジは、失った歯の両隣の歯を削り、連結した人工歯を被せて補う補綴治療です。比較的短期間で治療が完了し、外科手術を伴わないため身体的負担が少ないという利点があります。

しかし、健康な歯を削る必要があるため、将来的にその歯の寿命を縮めてしまう可能性があります。

また、ブリッジの下に食べかすが溜まりやすく、歯磨きやデンタルフロスなどのセルフケアが不十分だと虫歯や歯周病のリスクが高まります。

インプラントとブリッジの費用と治療期間の目安

インプラントとブリッジの費用と治療期間の目安のイメージ

ここでは、インプラント・ブリッジのそれぞれの費用や治療期間の目安について解説をします。

インプラントの費用と治療期間

インプラント治療は、人工歯根を顎の骨に埋め込み、その上に人工歯を装着する外科的な補綴治療です。

費用は1本あたり30〜50万円程度が一般的ですが、骨の状態や追加手術の有無によって異なります。

治療期間は、骨とインプラントが結合する「オッセオインテグレーション」という現象を待つ必要があり、通常3〜6ヶ月程度かかります。

ブリッジの費用と治療期間

ブリッジは、失った歯の両隣の歯を削って支台とし、連結した人工歯を被せる補綴治療です。保険適用の場合、部位や材質によって異なりますが、数千円から数万円程度で治療可能です。

自費診療の場合は、セラミックなどの素材を選択すると10万円以上かかることもあります。治療期間は1〜2ヶ月程度が目安ですが、支台歯の状態や虫歯・歯周病の有無によって変動します。

保険適用の条件と注意点

インプラントは原則として保険適用外ですが、事故や先天的な疾患など特定条件下では適用される場合があります。

ブリッジは保険適用の範囲が広いものの、適用される素材や設計に制限があります。

インプラントとブリッジそれぞれの注意点

インプラントとブリッジそれぞれの注意点のイメージ

ここでは、インプラントとブリッジの特徴や注意点を詳しく解説します。

インプラントの注意点

インプラント治療は、人工歯根を顎の骨に埋め込む外科手術を伴うため、全身の健康状態や顎骨の量・質が十分であるかが重要な判断材料となります。インプラントと骨が結合する現象を利用しますが、骨粗しょう症や糖尿病などの疾患がある場合、結合が不十分になるリスクがあります。

また、治療後は天然歯と同様に、正しい歯磨きやデンタルフロスの使用、定期的なプロフェッショナルケアが不可欠です。

インプラント周囲炎という炎症性疾患の予防には、歯科医院によるメンテナンスが推奨されています。

ブリッジの注意点

ブリッジ治療は、失った歯の両隣の歯を削って支台とし、連結した人工歯を被せる補綴治療です。支台歯となる健康な歯を削る必要があるため、将来的な歯の寿命や歯質の保存という観点から注意が必要です。

また、ブリッジの下部には食べかすやプラークが溜まりやすいため、専用の歯間ブラシやスーパーフロスを用いた清掃が欠かせません。

歯周病やむし歯のリスクが高まるため、定期的な歯科受診とプロによるクリーニングが推奨されます。

インプラントとブリッジのメンテナンス方法

インプラントやブリッジのメンテナンスに欠かせないオーラルケア用品

ここでは、それぞれのメンテナンス方法について詳しく解説します。

インプラントのメンテナンス方法

インプラントの場合、天然歯と異なり歯根膜がないため、細菌感染によるインプラント周囲炎が起こると進行が早い傾向があります。毎日の歯磨きに加え、インプラント専用の歯間ブラシやデンタルフロスを使い、歯と歯茎の境目を丁寧に清掃することが重要です。

定期的な歯科医院でのプロフェッショナルケアも重要です。

ブリッジのメンテナンス方法

ブリッジ下部には食べかすやプラークが溜まりやすいため、専用のスーパーフロスや歯間ブラシを使って清掃する必要があります。

特に支えとなる歯(支台歯)は虫歯や歯周病のリスクが高くなるため、日々のセルフケアと定期的な歯科受診が大切です。

歯科医院では、ブリッジの適合状態や支台歯の健康状態をチェックしてもらうと良いでしょう。

長持ちさせるための日常ケア

インプラントやブリッジを長持ちさせるには、正しいブラッシングとフロスの使い方を身につけることが基本です。歯科医院で歯磨き指導を受け、自分に合った清掃用具を選ぶことが推奨されます。

また、糖分の多い飲食や喫煙はリスクを高めるため、生活習慣の見直しも重要です。

インプラントとブリッジの選び方と判断基準

インプラントとブリッジの選び方と判断基準のイメージ

ここでは、インプラントとブリッジの選び方について解説します。

どんな人にインプラントがおすすめか

インプラント治療は十分な骨量があり、全身的な健康状態が安定している方、周囲の歯を削りたくない方、長期的な機能回復を重視する方に適しています。

インプラントは手術を伴うため、糖尿病や重度の骨粗しょう症など全身疾患がある場合は慎重な判断が必要です。

どんな人にブリッジがおすすめか

外科手術が不要で、比較的短期間で治療が完了するため、外科処置に不安がある方や、全身疾患で手術が難しい方に向いています。

しかし、支台となる健康な歯を削る必要があり、長期的には支台歯への負担や虫歯・歯周病リスクが高まる場合があります。

まとめ

ドライブを楽しむミドル世代の夫婦

インプラントは人工歯根を顎の骨に埋め込む治療法で、ブリッジは両隣の歯を支えに人工歯を装着する方法です。それぞれ治療期間や費用、メリット・デメリットが異なり、インプラントは周囲の歯を削らずに済む一方、外科手術や長い治療期間が必要です。

ブリッジは比較的短期間で治療できますが、健康な歯を削る必要があります。

どちらも日々のメンテナンスが重要で、選択には口腔内の状態やライフスタイルを考慮することが大切です。

インプラント治療を検討されている方は、港区南青山、東京メトロ「外苑前駅」より徒歩4分にある歯医者「エストデンタルケア南青山」にお気軽にご相談ください。

当院では、院長が全ての患者さんを対応するなど、患者さんの悩みに本気で向き合っています。歯を守りたい、芸能人のような歯にしたい、他院で断られたなどのお悩みを抱えている方はぜひご連絡ください。

当院のホームページはこちらお問い合わせも受け付けておりますので、ご活用ください。

マウスピース矯正の期間はどれくらい?ワイヤー矯正との違いや治療の流れも

2025年7月22日

こんにちは。港区南青山、東京メトロ「外苑前駅」より徒歩4分にある歯医者「エストデンタルケア南青山」です。

マウスピース矯正の装置を手にする女性

マウスピース矯正を検討しているものの、治療にどれくらいの期間がかかるのか分からず、なかなか一歩を踏み出せない方もいるのではないでしょうか。

治療期間は歯並びの状態や治療の範囲によって大きく異なり、自己管理が結果を左右することもあります。そのため、事前に期間の目安や注意点を把握しておくことが、スムーズな治療への第一歩です。

この記事では、マウスピース矯正の期間について、部分矯正と全体矯正の違いや症例別の目安を詳しく解説します。

治療期間が長引く原因やご自身でできる短縮のポイントもご紹介しますので、マウスピース矯正を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

マウスピース矯正の期間

マウスピース矯正の期間イメージ

マウスピース矯正の治療期間は、一般的に半年から2年程度とされています。これは、歯並びの状態や動かす歯の本数と移動距離、歯根や骨の状態によって大きく異なります。

治療前には歯科医師による精密検査やシミュレーションが行われ、期間の目安が提示されます。

例えば、軽度の歯列不正であれば半年ほどで治療が完了する場合もありますが、重度の場合は2年以上かかることもあります。また、歯と骨が癒着していて予定通りに歯が動かないこともあります。

治療期間中は、1日20〜22時間以上マウスピースを装着する必要があります。装着時間が短いと、歯を移動する力をかける時間が短くなるため、治療が長引く可能性があります。

全体矯正と部分矯正で期間は違う?

マウスピース矯正には、全体矯正(全顎矯正)と部分矯正(前歯のみなど)があります。全体矯正は歯列全体を動かすため、1年から2年以上かかることが一般的です。

一方、部分矯正は動かす歯が限られているため、半年から1年程度で終了する場合があります。

ただし、部分矯正が適応となるのは、噛み合わせや歯並びの問題が小さい範囲に限られる場合です。ご自身がどちらに該当するかは、歯科医院でのカウンセリングや精密検査で判断されます。

ワイヤー矯正との期間比較

ワイヤー矯正とマウスピース矯正では、治療期間に大きな差はないとされています。どちらも歯の移動速度は生体の限界があるため、原理的には大きな違いはありません。

ただし、マウスピース矯正は患者さん自身が装着管理を行うため、装着時間が不足すると、治療が遅れるリスクがあります。

ワイヤー矯正は固定式で外せないため、計画通りに進みやすいという特徴があります。

症例別にみるマウスピース矯正の期間

症例別にみるマウスピース矯正の治療イメージ

ここでは、症状の程度や治療内容ごとに、マウスピース矯正にかかる期間の目安や注意点について詳しく解説します。

軽度の歯並び(すきっ歯・前歯のズレ)にかかる期間

軽度の歯並びの乱れ、たとえば前歯のわずかなズレやすきっ歯の場合、マウスピース矯正の期間はおおよそ3〜1年程度が目安とされています。

これは、歯を大きく動かす必要がなく、歯根や歯槽骨への負担も比較的軽いためです。

ただし、歯周病やむし歯がある場合には、まず保存治療(歯周病の治療や虫歯治療など)を優先し、口腔内の健康を整えることが重要です。

中等度・重度の歯列不正の場合の期間

中等度から重度の歯列不正、たとえば叢生(歯が重なっている状態)や大きな前後的ズレの場合、治療期間は1〜2年程度かかることが一般的です。

歯を大きく動かすためには、歯槽骨のリモデリング(骨の再構築)という生体反応が必要であり、これには時間がかかるためです。

また、歯周組織の健康状態や骨の量によっても治療期間が異なります。

抜歯が必要なケースの治療期間

抜歯が必要なケースでは、歯を並べるためのスペースを確保しながら歯を大きく移動させるため、マウスピース矯正の期間は2年以上かかる場合があります。

抜歯後は歯槽骨の治癒や歯列全体のバランス調整が重要となり、場合によっては外科的処置や補綴治療(ブリッジやインプラントなど)を併用することも考えられます。

マウスピース矯正の治療の流れと各プロセスの期間

マウスピース矯正の治療の流れと各プロセスの期間を説明する歯科医師

ここでは、マウスピース矯正の流れと、それぞれの期間について詳しく解説します。

カウンセリング・診断

初回カウンセリングでは、現在の歯並びや噛み合わせの状態を確認し、患者さんの希望や不安を聞き取ります。

診断にはレントゲン撮影や口腔内写真、歯型の採取などが行われ、これらの検査結果をもとに具体的な治療方針が決まります。

歯周病や虫歯が見つかった場合は、まずその治療が優先されるため、さらに期間が延びる場合があります。

治療計画・マウスピース製作期間

診断結果をもとに、歯科医師がデジタルシミュレーションを使って治療計画を立案します。

治療計画が確定した後、オーダーメイドのマウスピース(アライナー)の製作に入ります。製作には通常2〜4週間程度かかります。

実際の矯正期間

実際にマウスピースを装着して歯を動かす期間は、軽度な症例で3〜6カ月、中等度で6カ月〜1年半、重度の場合は2年以上かかることもあります。

1日20〜22時間以上の装着が推奨されており、装着時間が短いと治療期間が延びる場合があります。1〜2週間に1度マウスピースを交換しながら治療をしていきます。治療中は定期的に歯科医院で経過観察を受ける必要があります。

食事や間食の際にはマウスピースを外し、再装着前には必ず歯を磨く習慣をつけましょう。

治療後の保定期間

歯並びが整った後は、後戻りを防ぐためにリテーナー(保定装置)を装着する保定期間が必要です。一般的に最低1〜2年、場合によってはそれ以上の保定が推奨されます。

保定装置の装着時間や期間は個々の症例によって異なるため、歯科医師と十分に相談し、定期的なメンテナンスを受けることが大切です。

マウスピース矯正の期間が長引く主な原因

マウスピース矯正の期間が長引く主な原因イメージ

ここでは、マウスピース矯正の期間が長引く代表的な要因について詳しく解説します。

装着時間が不足している場合

マウスピース矯正では、1日20〜22時間以上の装着が推奨されています。装着時間が不足すると、歯にかかる力が不十分となり、計画通りに歯が動きません。

例えば、食事や歯磨き後に装着を忘れたり、違和感から外してしまうことが原因となります。

歯の動きが遅い・複雑な症例の場合

歯の移動速度は個人差があり、骨の硬さや歯根の形、歯並びの複雑さによっても異なります。特に重度の叢生(歯の重なり)や、骨格的な問題がある場合は、歯の動きが遅くなる傾向があります。

こうしたケースでは、マウスピース矯正だけでなく、部分的なワイヤー矯正や外科的矯正が併用されることもあります。

定期通院の遅れや中断

マウスピース矯正は、定期的な通院で歯の動きやマウスピースの適合を確認し、必要に応じて新しいマウスピースに交換します。

通院が遅れると、治療期間が延びる場合があります。やむを得ず通院が難しい場合は、事前に歯科医院へ連絡し、今後の対応やセルフケアについて相談しましょう。

虫歯や歯周病など口腔トラブルの影響

矯正中に虫歯や歯周病が発生すると、治療を一時中断し、保存治療(虫歯の治療や根管治療)、歯周病治療(スケーリングなど)が必要になる場合があります。これにより矯正期間が延長することがあります。

まとめ

マウスピース矯正を終え笑顔が美しい女性

マウスピース矯正の治療期間は、一般的に半年から2年程度とされますが、歯並びの状態や治療内容によって異なります。

軽度の症例では比較的短期間で終わることもありますが、複雑なケースでは長引く可能性があります。治療は診断、マウスピース作成、装着、定期的な調整という流れで進み、各プロセスにも一定の期間が必要です。

期間が延びる主な要因には、装着時間の不足や計画外のトラブルなどが挙げられます。治療をスムーズに進めるためには、指示通りの装着や定期的な通院が大切です。

マウスピース矯正を検討されている方は、港区南青山、東京メトロ「外苑前駅」より徒歩4分にある歯医者「エストデンタルケア南青山」にお気軽にご相談ください。

当院では、院長が全ての患者さんを対応するなど、患者さんの悩みに本気で向き合っています。歯を守りたい、芸能人のような歯にしたい、他院で断られたなどのお悩みを抱えている方はぜひご連絡ください。

当院のホームページはこちらお問い合わせも受け付けておりますので、ご活用ください。

インプラントの期間はどれくらい?治療の流れ・期間が長くなる理由・短縮のポイントまで徹底解説

2025年7月15日

こんにちは。港区南青山、東京メトロ「外苑前駅」より徒歩4分にある歯医者「エストデンタルケア南青山」です。

インプラントの模型やデンタルミラーとカレンダー

インプラント治療は、失った歯を補う選択肢として注目されていますが、「実際にどのくらいの期間がかかるのか」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。

治療期間は患者様の口腔内の状態や治療内容によって異なるため、一概に決められないとされています。

一般的には、カウンセリングから最終的な人工歯の装着まで3ヶ月から1年程度を要する場合が多いと考えられています。

しかし、治療の流れや各ステップにかかる時間を知ることで、ご自身に合ったスケジュールをイメージしやすくなるかもしれません。

そのため本記事では、インプラント治療の基本的な流れと期間の全体像について詳しくご紹介します。インプラント治療を検討されている方はぜひ参考にしてください。

インプラント治療にかかる期間は?

インプラント治療のイメージ

インプラント治療は大きく以下の4段階に分かれます。

  • 診査・診断
  • 外科手術
  • 治癒期間
  • 補綴治療(人工歯の装着)

まず、診査・診断ではレントゲンやCTによる骨量・骨質の確認、歯周病や虫歯の有無の精査が行われます。

ここで問題がなければ、インプラント体を顎の骨に埋め込む手術へと進みます。

手術後は、インプラントが骨としっかり結合するまでの待機(治癒)期間が必要で、早い方で2~3か月、健康状態や骨に問題がある場合は6か月以上かかる場合もあります。この期間は個人差が大きく、骨造成など追加処置が必要な場合はさらに数か月延長されることもあります。

最後に、インプラント体が骨と結合した後、人工歯(上部構造)を装着して治療が完了します。治療期間中は、正しい歯磨きやデンタルフロスなどの補助清掃用具によるセルフケア、定期的な歯科医院でのメンテナンスが重要です。

平均的な治療期間とその内訳

インプラント治療の平均的な期間は、約3ヶ月~1年程度が目安とされています。

これは、インプラント体(人工歯根)を顎の骨に埋入し、その後オッセオインテグレーションと呼ばれる骨結合の期間が必要となるためです。

骨結合とは、インプラントが骨としっかり結びつく現象で、安定した噛み合わせを得るために不可欠です。骨の状態や全身疾患の有無によっても期間は前後します。

抜歯即時荷重インプラント

抜歯即時荷重インプラントと呼ばれる、手術当日から仮歯を装着できる方法も登場しています。抜歯してできた穴に直接インプラントを埋め込み、治療期間を大幅に削減することが可能です。

これは、骨の質や量が十分である場合に限られますが、歯がない期間がなくすぐにいつも通りの生活を送れる治療法です。

インプラント期間が長くなる主な要因

インプラント期間が長くなる主な要因を確認するイメージ

ここでは、インプラント期間が長くなる主な要因について、具体的に解説します。

骨や歯ぐきの状態による治療期間の違い

インプラントは顎の骨に人工歯根を埋め込む外科治療です。そのため、骨量や骨質が十分でなければ、インプラント体がしっかりと結合しにくくなります。

骨の状態が良好な場合は、インプラント埋入後3〜6ヶ月程度で上部構造(人工歯)を装着できますが、骨が薄い・柔らかい場合は骨の再生や治癒を待つ必要があり、期間が延びることがあります。

歯ぐきの健康状態も重要で、歯周病がある場合は、まずその治療を優先しなければなりません。

追加治療(骨造成・骨移植・歯ぐき移植)が必要なケース

骨が足りない場合や歯ぐきが薄い場合には、骨造成や骨移植、歯ぐき移植といった追加の外科治療が必要になることがあります。

これらの治療は、インプラント手術の前または同時に行われることが多く、治癒期間として数ヶ月を要します。追加治療の有無や範囲によって、インプラント全体の期間が大きく変動します。

持病や生活習慣が及ぼす影響

糖尿病や骨粗しょう症などの持病がある場合、治癒力や骨の再生能力が低下することから、インプラント治療期間が長くなることがあります。

また、喫煙や不十分なセルフケアは、インプラントの成功率や治癒期間に悪影響を及ぼす可能性があります。

インプラント期間を短縮するためにできること

プラークコントロールするための様々なオーラルケア用品

ここでは、治療期間をできるだけ短縮するためにできることについて詳しく解説します。

治療前にできるセルフケアと生活習慣の見直し

インプラント治療の期間は、手術前の口腔環境に大きく左右されます。歯周病やむし歯がある場合、まずその治療が必要となり、結果的に全体の期間が延びることがあります。

日々の正しい歯磨きや清掃補助用具の使用、定期的な歯科検診によるプラークコントロールは、歯ぐきや骨の健康を保ち、治療開始までの準備期間が延びないために非常に重要です。

また、喫煙や過度な飲酒はインプラントの骨結合を妨げる可能性があるため、生活習慣の見直しも効果的とされています。

歯科医院選びのポイントと最新治療法の活用

インプラント治療の期間は、医院ごとの治療方針や導入している技術によっても異なります。

例えば、従来のインプラントは埋入後に数ヶ月の治癒期間を設けるのが一般的ですが、骨造成や抜歯即時荷重インプラントなどの最新技術を取り入れている医院では、条件が合えば治療期間を短縮できる場合があります。

インプラント治療の期間と費用の関係

インプラント治療の期間と費用の関係のイメージ

ここでは、治療期間が費用に与える影響や、費用負担を軽減する方法について詳しく解説します。

治療期間が費用に与える影響

インプラント治療の期間は、一般的に3か月から1年程度と幅があります。例えば、骨の量が十分であれば比較的短期間で治療が完了しますが、骨造成など追加の外科処置が必要な場合は期間が長くなります。

治療期間が延びると、通院回数や処置の内容が増えるため、その分費用も高額になる場合があります。

保存治療(むし歯治療や根管治療)と比較して、インプラントは外科的処置や補綴治療(人工歯の作製・装着)が必要となるため、治療工程が多くなりやすい点も費用増加の要因です。

医療費控除など費用負担を軽減する方法

インプラント治療は保険適用外となることが多いため、費用負担が大きくなりがちです。

しかし、年間の医療費が一定額を超えた場合、医療費控除の対象となることがあります。また、分割払いやデンタルローンを利用できる歯科医院もあります。

まとめ

笑顔で仲の良い三世代家族

インプラント治療は、一般的に数ヶ月から半年ほどかかることが多いですが、骨の状態や治療内容によって期間が変動します。

骨造成が必要な場合や、全身の健康状態によってはさらに長くなることもあります。

一方で、定期的な通院や口腔ケアを徹底することで、治療期間を延ばさずにスムーズな治療が期待できる場合もあります。

インプラント治療を検討されている方は、港区南青山、東京メトロ「外苑前駅」より徒歩4分にある歯医者「エストデンタルケア南青山」にお気軽にご相談ください。

当院では、院長が全ての患者さんを対応するなど、患者さんの悩みに本気で向き合っています。歯を守りたい、芸能人のような歯にしたい、他院で断られたなどのお悩みを抱えている方はぜひご連絡ください。

当院のホームページはこちらお問い合わせも受け付けておりますので、ご活用ください。

入れ歯の種類を徹底解説|特徴・選び方までわかりやすく紹介

2025年7月9日

こんにちは。港区南青山、東京メトロ「外苑前駅」より徒歩4分にある歯医者「エストデンタルケア南青山」です。

歯科医院で作成した入れ歯のイメージ

失った歯を補う方法として、入れ歯は多くの方に選ばれている選択肢のひとつです。見た目や噛む力をサポートするだけでなく、生活の質を保つ上で重要な役割を担うと考えられています。

しかし、入れ歯と一口に言っても、その種類や特徴はさまざまで、ご自身に合ったものを選ぶには基本的な知識が欠かせません。

入れ歯がどのような仕組みで機能し、どのようなケースで必要とされるのか―その基礎を知ることで、より納得のいく治療選択につながる可能性があります。

本記事では、入れ歯の種類や特徴、選び方についてなど詳細に解説していきます。ぜひ入れ歯を検討されている方はご検討ください。

入れ歯とは

入れ歯を装着する様子

入れ歯は、歯を失った際にその機能や見た目を補うための重要な治療法の一つです。

近年では、入れ歯の種類や素材、設計が多様化しており、患者さま一人ひとりの口腔内の状態や生活背景に合わせた選択が可能になっています。

入れ歯の基本的な役割と目的

入れ歯の主な役割は、失われた歯の機能を補い、咀嚼や発音を助けることにあります。歯が抜けたまま放置すると、噛み合わせのバランスが崩れ、残っている歯や顎の骨に負担がかかることがあります。

また、見た目の変化や発音障害、食事の楽しみの減少など、生活の質(QOL)にも影響を及ぼす場合があります。

入れ歯は、こうした問題を解決するために、人工歯と義歯床(歯ぐきに接する部分)で構成され、取り外しが可能な補綴装置として設計されています。

近年では、金属床義歯やノンクラスプデンチャーなど、見た目や装着感に配慮した種類も登場しています。

入れ歯が必要になる主なケース

入れ歯が必要となる主なケースには、むし歯や歯周病による歯の喪失、外傷による歯の欠損、先天的な歯の欠如などが挙げられます。

入れ歯以外にもインプラントやブリッジといった補綴治療の選択肢がありますが、全身疾患や顎の骨の状態、経済的な事情などによって最適な治療法は異なります。

歯科医院を受診する際は、ご自身の口腔内の状況や生活習慣、治療へのご希望を具体的に伝えることが大切です。

入れ歯の種類をわかりやすく分類

入れ歯の種類について説明する歯科衛生士の女性

ここでは、入れ歯の種類について、部分入れ歯と総入れ歯の違いや、保険適用と自費診療の違いを中心に解説します。

部分入れ歯と総入れ歯の違い

部分入れ歯は、歯が一部だけ失われている場合に残っている歯を支えにして装着します。クラスプと呼ばれる金属のバネや、歯ぐきに似せた樹脂部分で固定するのが一般的です。

一方、総入れ歯は全ての歯を失った場合に、歯ぐき全体を覆う形で作製されます。部分入れ歯は残存歯の状態が重要で、歯周病やむし歯が進行している場合は適応が難しくなることがあります。

総入れ歯は、歯ぐきや顎の骨の形状に合わせて密着させることで安定を図りますが、装着感や噛む力に個人差が出やすい特徴があります。

保険適用と自費診療の入れ歯の違い

保険適用の入れ歯は、国が定めた材料や設計に基づいて作られるため、費用を抑えられる一方で、使用できる素材やデザインに制限があります。

例えば、床部分は主にレジン(樹脂)製で、強度や薄さ、見た目の自然さに限界がある場合があります。

自費診療の入れ歯は、金属床やシリコーンなど多様な素材が選択でき、薄くて軽い設計や審美性の高いものも作製可能で、よりご自身に適した入れ歯にすることも可能です。

主な入れ歯の種類とそれぞれの特徴

様々な種類の入れ歯

ここでは、代表的な入れ歯の種類とその特徴について詳しく解説します。

レジン床義歯(保険の入れ歯)

レジン床義歯は、保険適用となるため費用を抑えやすい入れ歯です。

主にアクリル樹脂で作られており、修理や調整がしやすい点が特徴ですが、厚みがあるため違和感を感じやすい場合があります。

噛む力の伝わり方や耐久性は、他の種類と比較してやや劣ることが多いです。

金属床義歯

金属床義歯は、床部分にコバルトクロムやチタンなどの金属を使用することで、薄くて丈夫な作りが可能です。

熱伝導性が高く、食事の温度を感じやすいという利点もありますが、保険適用外で費用が高くなる傾向があります。

ノンクラスプデンチャー

ノンクラスプデンチャーは、金属のバネを使わず、歯ぐきに近い色の樹脂で固定する部分入れ歯です。

見た目が自然で目立ちにくいことが特徴ですが、強度や適合性に限界があるため、症例によっては適応できない場合もあります。

マグネット義歯

マグネット義歯は、残っている歯根やインプラントに磁石を取り付け、磁力で入れ歯を安定させる方法です。

着脱が簡単で安定性が高い一方、磁石部分のケアやメンテナンスが重要となります。

インプラントデンチャー

インプラントデンチャーは、顎の骨に埋め込んだインプラントを支えにして入れ歯を固定する方法です。

噛む力がしっかり伝わりやすく、ずれにくいというメリットがありますが、外科手術が必要で、全身疾患や骨の状態によっては適応できない場合もあります。

精密義歯(BPSデンチャーなど)

精密義歯は、咬み合わせや顎の動きを詳細に分析し、個々の口腔内に合わせて作製される入れ歯です。

BPSデンチャーなどが代表的で、装着感や機能性を重視したい方に選ばれることがあります。

製作工程が多く、費用や期間がかかることも特徴です。

入れ歯の材質ごとの違いと選び方

入れ歯の選び方を紹介する高齢男性

ここでは、代表的なプラスチックや金属、さらにシリコーンや特殊素材について詳しく解説します。

プラスチックと金属の違い

プラスチック製の入れ歯(レジン床義歯)は、保険適用となることが多く、費用を抑えられる点が特徴です。軽量で加工しやすい反面、強度がやや劣るため、厚みが必要となり違和感を感じやすい場合があります。

一方、金属床義歯は、コバルトクロムやチタンなどの金属を使用し、薄くても高い強度を保てるため、装着時の違和感が少なく、熱伝導性も高いため食事の温度を感じやすいという利点があります。

しかし、金属アレルギーを持つ方は注意が必要です。相談の際は、金属床の適応やアレルギーの有無についても確認すると良いでしょう。

シリコーンや特殊素材の特徴

シリコーン義歯は、弾力性のあるシリコーン素材を使用しており、歯ぐきへの負担が少なく、痛みを感じやすい方や粘膜が弱い方に適しています。

また、ノンクラスプデンチャーと呼ばれる特殊素材の入れ歯は、金属のバネを使わず見た目が自然で、審美性を重視する方に選ばれることがあります。

入れ歯の選び方―自分に合った種類を選ぶポイント

入れ歯を選ぶポイントのイメージ

ここでは、入れ歯の種類を選ぶ際に押さえておきたいポイントや、相談する際の具体的なアドバイスについて解説します。

入れ歯選びで重視すべきポイント

入れ歯には「部分入れ歯」「総入れ歯」「金属床義歯」「ノンクラスプデンチャー」など、素材や構造によって複数の種類があります。

見た目の自然さ、装着時の違和感、耐久性、費用、メンテナンスのしやすさなど、さまざまな観点から比較検討することが重要です。

例えば、金属床義歯は薄く作れるため違和感が少ない一方、保険適用外となる場合が多いです。

こうした特徴を理解したうえで、ご自身の優先順位を明確にすることが選択の第一歩となります。

ライフスタイルやお口の状態に合わせた選択

日常的に会話や食事の機会が多い方、金属アレルギーがある方、残っている歯の本数や歯周病の進行具合などによって、適した入れ歯の種類は異なります。

例えば、歯周病が進行している場合は、まず保存治療や歯周病治療を優先し、その後に補綴治療として入れ歯を選択することが望ましいとされています。

また、セルフケアや定期的な歯科医院でのメンテナンスも、入れ歯の快適な使用に欠かせません。

まとめ

自分に合った入れ歯で快適に過ごす高齢女性

入れ歯は、歯を失った際に噛む機能や見た目を補う大切な治療法です。

主な種類には部分入れ歯と総入れ歯があり、材質もレジンや金属など複数あります。

それぞれ装着感や見た目、費用、保険適用の有無などが異なります。選ぶ際は、口腔内の状態やライフスタイル、予算を考慮し、自分に合ったものを選ぶことが大切です。

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