根管治療とはどんな治療?メリットや治療の流れ、費用も
2025年11月20日
こんにちは。港区南青山、東京メトロ「外苑前駅」より徒歩4分にある歯医者「エストデンタルケア南青山」です。

根管治療という言葉を耳にしたことがある方は多いのではないでしょうか。「具体的に何をするの?」「どういう流れで行われるの?」など、疑問に感じる方もいるでしょう。
この記事では、根管治療とは何かを解説し、治療の流れや費用などについて解説していきます。根管治療が必要と言われた方や、治療に不安がある方は、ぜひ参考にしてください。
根管治療とは

根管治療とは、虫歯や外傷などで歯の中心部にある根管内まで感染した場合に、感染を除去し歯を残すために行われる治療です。歯髄とは歯の中心にある柔らかい組織で、血液や神経が通っています。根管治療では神経や血管を除去し、歯を残すことを目指します。
歯髄が感染を起こすと、激しい痛みや腫れが生じたり膿がたまったりして、放置すると歯が抜け落ちることもあります。根管治療で歯を残すことができれば、食事や会話に支障がなくなり、他の歯に過度の負担をかけることなく生活を続けられるようになります。
根管治療が必要となるケース

根管治療が必要となるのは、歯の内部にある神経や血管が通る根管の中に細菌が侵入し、炎症や感染が起きたときです。主に、以下のようなケースで治療が検討されます。
虫歯が神経まで到達している場合
虫歯が神経にまで及んでいる場合、根管治療が必要になります。虫歯は歯の表面から徐々に進行していき、エナメル質、象牙質を侵食し、最後には神経にまで達します。ここまで進行すると、冷たいものがしみる、ズキズキとした強い痛みが出るなどの症状が現れます。
治療せずに放置していると、激しい痛みが続くだけではなく、歯の機能を保てなくなり、最終的には歯を失うリスクが高くなります。
また、神経が死ぬと痛みを感じなくなることもありますが、痛みがなくなるのは治ったからではなく、神経が死んだからです。激しい痛みが急に消えた場合、むしろ状態が悪化している可能性が高いため、歯科医師に相談してください。
歯が割れたり破折したりしている場合
強い衝撃や歯ぎしり・食いしばりによって、歯にヒビが入ることがあります。このような場合も、歯の内部に細菌が入り込む恐れが高く、根管治療を検討する必要があります。
小さなヒビであれば、神経を残しながら対応できることもありますが、状態によっては神経を残せなくなります。
歯が大きく損傷している場合
事故などで歯に大きな衝撃が加わると、神経が死ぬ場合があります。また、歯の内部が細菌感染している場合も、根管治療が必要になることがあります。
根管治療のメリット

「歯の神経を除去するくらい状態が悪いなら、抜いてしまえばいいのでは」と思う方もいるかもしれません。特に、根管治療は複数回の通院が必要なため、「抜歯すれば通院回数を減らせるのに」と考える方もいるでしょう。
しかし、根管治療には、さまざまなメリットがあります。ここでは、根管治療のメリットについて解説します。
歯を保存できる
根管治療は、患者さまの歯を残すことを最優先に考えた治療法です。治療に成功すれば歯を残すことができ、食事や会話を快適に行えます。
噛み合わせや発音への影響を軽減できる
根管治療を行わない場合、状態が悪化して歯を残せなくなる可能性が高いです。歯を失った場合、隣接する歯が移動したり、噛み合う歯が伸びてきたりして、噛み合わせが変化することがあります。
また、歯がなくなると空気の流れが変わり、発音しにくくなったと感じる方も少なくありません。日常生活の質を維持するためにも、歯を抜かずに残すことが望ましいのです。
周囲の歯への負担を減らせる
根管治療を行えば、周囲の歯に過度な負担がかかるのを防ぐことができます。例えば、奥歯を失ったまま放置すると、噛むバランスが乱れて前歯や反対側の歯に過剰な力がかかり、歯の寿命を縮める可能性があります。
根管治療を行えば、噛むバランスを保ちながら隣接歯に負担をかけずに日常生活を送ることが可能になります。また、歯列全体のバランスが保たれることで、顎関節や咀嚼筋への負担も軽減され、長期的な口腔の健康維持につながります。
根管治療のデメリット

根管治療には多くのメリットがありますが、一方でいくつかのデメリットも存在します。根管治療を検討する際には、メリットだけではなくデメリットも理解したうえで判断することが重要です。
ここでは、根管治療のデメリットについて詳しく解説します。
治療期間が長い
根管治療は1回の治療では終わらないのが一般的です。歯の状態によって異なりますが、3~5回程度の通院が必要になることが多いです。特に、根管の形が複雑な場合や感染の進行が激しい場合は、さらに多くの時間と回数がかかることもあります。
多忙な毎日を送っている方にとっては、頻繁な通院が負担になることもあるでしょう。
再感染のリスクがある
根管治療をした後でも、感染が完全に取り除かれていない場合、再感染する可能性があります。特に、根管の中は細くて複雑な形状をしているため、治療中に汚染物質が残ることがあります。
その結果、内部で再び炎症が起き、痛みや腫れが出たり歯の根に膿がたまったりすることがあります。再感染が起きた場合は再治療が必要で、費用や通院期間がさらに増加することになります。
根管治療の流れ

ここからは、一般的な根管治療の流れをご紹介します。
初診・診断と治療計画の説明
まずは、歯科医師による診察を行い、レントゲン撮影などで歯の状態を確認します。痛みの程度やレントゲン写真の状況などから、根管治療が必要かどうか判断します。必要であればCT検査を行うこともあります。
虫歯の除去と根管の拡大
虫歯組織をすべて取り除いたら、根管内を必要に応じて拡大し、細菌や古い神経組織を可能な限り除去します。根管内は非常に細く複雑な形状をしているため、安全かつ確実に治療を進めるためには、患者さま1人ひとりに合わせた治療計画を立てることが欠かせません。
根管内の消毒・洗浄
歯髄を除去したら、根管内を洗浄して消毒します。根管内は複雑な形状をしており、1本の歯に複数の根管が存在する場合があります。そのため、何度か通院して消毒・洗浄を進めます。
仮詰めと経過観察
最終的な詰め物や被せ物を作製するまでの間、根管内を一時的に薬剤で密閉し、汚染の再発を防ぎます。仮歯を装着して日常生活に支障が出ないようにします。
根管充填と土台・被せ物の装着
根管内が綺麗になったら、歯の機能を補うための治療に進みます。根管充填とは、根管内にて専用の薬液を用いて細菌が入り込まないように補填する処置です。根管内を完全に密閉することで、細菌の侵入や繁殖を防ぎます。
次に、根管内に土台となるコアを装着してから、最終的な被せ物を作成・装着します。見た目の改善はもちろん、他の歯との噛み合わせも考慮しながら機能を回復していきます。
根管治療の費用

根管治療の費用は、使用する器具や機材、治療の難易度によって異なります。一般的には、保険診療で5,000円から1万5,000円程度、自由診療では5万円から18万円程度が目安です。
自費診療の場合は、より精密な治療が受けられるケースが多いですが、治療費の全てを自己負担しなければならないため、経済的な負担は増加します。
まとめ

根管治療は、虫歯や外傷などで歯の神経が感染した場合に、歯を抜かずに残すために行う非常に重要な治療法です。歯の内部を丁寧に清掃・消毒し、密封することで、歯の機能を回復させるだけではなく、噛み合わせや発音などの日常生活にも良い影響を与えます。
しかし、治療完了までに複数回通院する必要がある、再感染のリスクがあるなどの課題も理解しておく必要があります。それでも、適切な治療とケアを受ければ、歯を長期間にわたって使い続けられる可能性が高まります。
根管治療を検討されている方は、港区南青山、東京メトロ「外苑前駅」より徒歩4分にある歯医者「エストデンタルケア南青山」にお気軽にご相談ください。
当院では、院長が全ての患者さんを対応するなど、患者さんの悩みに本気で向き合っています。歯を守りたい、芸能人のような歯にしたい、他院で断られたなどのお悩みを抱えている方はぜひご連絡ください。


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