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医療法人 新瑛会 エストデンタルケア南青山
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インプラント治療中の歯がない期間とは?期間の目安と快適に過ごすための対策を解説

2025年8月9日

こんにちは。港区南青山、東京メトロ「外苑前駅」より徒歩4分にある歯医者「エストデンタルケア南青山」です。

インプラントの模型

インプラント治療を検討しているものの、「治療中に歯がない期間ができてしまうのではないか」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。歯がない期間が長引くと、見た目や食事、発音など日常生活への影響が心配になるものです。

しかし、治療の安全性や成功率を高めるためには、一定期間歯がない状態を保つことが必要な場合もあります。

この記事では、そもそもインプラント治療とはどのようなものか、なぜ歯がない期間が生じるのか、その理由や背景について詳しく解説します。インプラント治療を検討中の方や、治療中の生活に不安を感じている方はぜひ参考にしてください。

インプラント治療中に歯がない期間が生じる理由

インプラント治療中で歯が入る前の口腔内

インプラント治療では、治療の過程で一時的に歯がない期間が生じることがありますが、この記事ではその理由や治療の流れについて詳しく解説します。

インプラント治療とは

インプラント治療は、歯を失った部分の顎の骨に人工歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工の歯を装着する方法です。

通常、インプラント体を骨に埋入した後、骨としっかり結合するまで一定期間待つ必要があります。

治療は、カウンセリングや検査、手術、そして人工歯の装着という複数のステップから構成されており、患者様の骨の状態や全身の健康状態によって治療期間や方法が異なります。

なぜ歯がない期間が必要なのか

インプラント体を埋入した直後は、骨とインプラント体がしっかり結合するオッセオインテグレーションという過程が必要です。

この期間は、無理に人工歯を装着するとインプラントの安定性が損なわれる可能性があるため、人工歯を装着せずに経過を観察します。また、抜歯後すぐにインプラントを入れない場合や、骨の再生が必要な場合も歯がない期間が生じます。

患者様の状態によっては仮歯を使用することもありますが、すべてのケースで可能とは限らないため、担当医と十分に相談することが大切です。

インプラント治療で歯がない期間の目安とスケジュール

インプラント治療で歯がない期間の目安とスケジュールのイメージ

インプラント治療を検討されている方が特に気になる歯がない期間について、その目安や治療スケジュールの違いを詳しく解説します。

歯がない期間はどれくらい続くのか

インプラント治療では、歯を抜いてから人工歯を装着するまでの間に「歯がない期間」が生じることがあります。

この期間は患者さんの口腔内の状態や治療方法によって異なりますが、一般的には抜歯後からインプラント埋入まで数週間から数ヶ月、さらにインプラント埋入後も骨と結合するまで2〜6ヶ月程度かかることが多いです。

治療内容や個々の治癒経過によって前後するため、事前に担当医と十分な相談が重要です。

前歯と奥歯で異なる期間の違い

前歯と奥歯では、審美性や咬合力の違いから治療スケジュールに差が出る場合があります。特に前歯は見た目への配慮から、仮歯を早期に装着することも検討されます。

一方、奥歯は咬む力が強くかかるため、骨との結合期間を長めに設定することがあります。それぞれの部位に応じた適切な治療計画が立てられます。

抜歯即時インプラントと通常インプラントの比較

抜歯即時インプラントは、歯を抜いた直後にインプラントを埋入する方法で、歯がない期間を短縮できる可能性があります。

ただし、適応には骨や歯肉の状態など条件があり、すべての症例で選択できるわけではありません。

通常インプラントは抜歯後に治癒期間を設けてから埋入するため、歯がない期間がやや長くなる傾向がありますが、より確実な治療が期待されます。

インプラント治療で歯がない期間中の対応方法

インプラント治療で歯がない期間中の対応方法について確認する女性と説明する歯科医師

インプラント治療で歯がない期間中は、見た目や機能面で不安を感じる方も多いため、適切な対応方法について詳しく解説します。

仮歯の役割と特徴

インプラント治療中に装着する仮歯は、歯がない部分の見た目を補うだけでなく、周囲の歯や歯ぐきの位置を安定させる役割があります。仮歯は取り外し式や固定式があり、食事や会話の際に不便を感じにくいように設計されています。

ただし、強い力をかけると破損することがあるため、硬い食べ物は避けるなど、日常生活での注意が必要です。

仮義歯(入れ歯)の種類と選び方

仮義歯には部分入れ歯や総入れ歯など複数の種類があり、歯がない範囲や口腔内の状態によって適切なものが選ばれます。部分入れ歯は残っている歯にバネで固定するタイプが一般的で、総入れ歯はすべての歯を補う場合に使用されます。

選択にあたっては、装着感や見た目、メンテナンスのしやすさなどを歯科医師と相談しながら決めることが大切です。

審美性・発音・噛み合わせを保つ工夫

歯がない期間中でも、仮歯や仮義歯を活用することで見た目の違和感を軽減し、発音や噛み合わせのバランスを維持することが可能です。特に前歯の場合は審美性が重視されるため、自然に見える素材や形状を選ぶことで、日常生活への影響を最小限に抑える工夫が行われます。

また、発音や咀嚼に不安がある場合は、歯科医師に相談し調整してもらうことが推奨されます。

インプラント治療で歯がない期間に気をつけること

指さしで注意点を確認する女性の手元

インプラント治療中に歯がない期間は、口腔内の健康を守り、治療をスムーズに進めるために特に注意が必要です。

食事で避けるべきものとおすすめの食材

歯がない期間は、硬いものや粘着性の高い食品を避けることが大切です。例えば、ナッツ類やフランスパン、キャラメルなどは傷口や歯ぐきに負担をかける可能性があります。

おすすめの食材としては、豆腐や煮物、スープ、ヨーグルトなど、やわらかくて消化しやすいものが挙げられます。これらは栄養バランスを保ちつつ、口腔内への刺激を最小限にできます。

仮歯・入れ歯のケア方法

仮歯や入れ歯を使用している場合は、毎食後にやさしく洗浄し、清潔を保つことが重要です。専用のブラシや洗浄剤を使い、強くこすりすぎないよう注意しましょう。

また、就寝時は外すよう指示されることが多いので、担当医の指示に従って管理してください。

歯ぐきや傷口の衛生管理

歯ぐきや傷口はとてもデリケートな状態です。うがい薬やぬるま湯でやさしく口をすすぎ、刺激の強い歯磨き粉やうがい薬は控えましょう。

腫れや痛み、出血が続く場合は、自己判断せず必ず歯科医に相談することが大切です。

インプラント治療で歯がない期間に起こりやすいトラブル

インプラント治療で違和感を感じる女性

インプラント治療で歯がない期間には、日常生活や口腔内の健康にさまざまなトラブルが起こりやすくなります。

仮歯や入れ歯の破損・脱落

インプラント治療中は、仮歯や仮の入れ歯を使用することが一般的ですが、これらは本来の歯や最終的なインプラントよりも耐久性が低いため、強い力が加わると破損や脱落が起こることがあります。

特に硬いものや粘着性のある食べ物を避けるなど、日常生活での注意が必要です。破損や脱落があった場合は、自己判断で修理せず、必ず歯科医院に相談しましょう。

歯並びや噛み合わせの変化

歯がない期間が長引くと、周囲の歯が空いたスペースに移動してしまうことがあります。これにより歯並びや噛み合わせが変化し、最終的なインプラントの位置や機能に影響を及ぼす可能性も考えられます。

歯の移動を防ぐためにも、仮歯や入れ歯を適切に装着し、定期的に歯科医師のチェックを受けることが重要です。

治療中に感じる痛みや違和感

インプラント治療の過程では、歯がない部分やその周囲に痛みや違和感を感じることがあります。

これは手術後の一時的な症状である場合が多いですが、痛みが長引いたり強くなったりする場合は、感染や他の問題が隠れていることもあるため、早めに歯科医師へ相談することが大切です。

インプラント治療で歯がない期間を快適に過ごすためのポイント

歯科医師とよく相談する女性

インプラント治療中に歯がない期間をできるだけ快適に過ごすための具体的なポイントについて解説します。

歯科医師とのコミュニケーションの重要性

インプラント治療の過程では、治療計画や期間、仮歯の有無など不安や疑問が生じやすくなります。こうした時は、遠慮せずに歯科医師へ相談することが大切です。

治療の進行状況や注意点、日常生活で気をつけるべきことなどを事前にしっかり確認することで、不安を和らげるだけでなく、トラブルの予防にもつながります。

また、症状の変化や違和感があれば、早めに伝えることで適切な対応を受けやすくなります。

自宅でできるセルフケアのコツ

歯がない期間は、口腔内の衛生状態を保つことが重要です。歯ブラシやデンタルフロスを使い、残っている歯や歯ぐきをやさしくケアしましょう。うがい薬を活用することで、細菌の繁殖を抑える効果も期待できます。

また、硬い食べ物や粘着性の高い食品は避け、やわらかい食事を心がけると、傷口や歯ぐきへの負担を減らせます。これらの工夫により、治療中のトラブルを未然に防ぐことができます。

治療期間を短縮するための最新技術や方法

近年では、インプラント治療の期間を短縮するための技術も進歩しています。例えば、抜歯と同時にインプラントを埋入する抜歯即時埋入や、治療中に仮歯を装着する方法などがあります。

ただし、これらの方法は患者さんの骨や歯ぐきの状態によって適応が異なります。最新技術を希望する場合は、歯科医師と十分に相談し、ご自身に合った治療法を選択することが大切です。

まとめ

笑顔のミドル世代の夫婦

インプラント治療では、人工歯根を埋め込んだ後、骨と結合するまでの期間や手術の工程によって一時的に歯がない状態が生じることが多いとされています。

この期間は数週間から数カ月が目安とされ、仮歯の使用や食事・口腔ケアに注意することが大切です。

歯がない期間中は見た目や咀嚼機能の不安、口内トラブルが起こりやすいため、歯科医師の指示に従い、適切なケアや生活習慣を心がけることが快適に過ごすポイントです。

インプラント治療を検討されている方は、港区南青山、東京メトロ「外苑前駅」より徒歩4分にある歯医者「エストデンタルケア南青山」にお気軽にご相談ください。

当院では、院長が全ての患者さんを対応するなど、患者さんの悩みに本気で向き合っています。歯を守りたい、芸能人のような歯にしたい、他院で断られたなどのお悩みを抱えている方はぜひご連絡ください。

当院のホームページはこちらお問い合わせも受け付けておりますので、ご活用ください。

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