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医療法人 新瑛会 エストデンタルケア南青山
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当院のインプラントについて

2025年2月25日

エストデンタルケア南青山橋本です。

春が近づいておりますが、まだまだ寒い日が続いております。皆様お変わりございませんか?

 

今回は当院のインプラントについて説明します。

 

インプラントとは?

 

インプラントとは、人工の材料や部品を体に入れることの総称です。

歯科では、歯を失ったあごの骨(顎骨)に体になじみやすい材料(生体材料)で作られた歯根の一部あるいは全部を埋め込み、それを土台にセラミックなどで作った人工歯を取り付けたもので、一般には人工歯根、インプラントといいます。

インプラントは三つのパーツからできています。

顎骨の中に埋め込まれる歯根部(インプラント体)、

インプラント体の上に取り付けられる支台部(アバットメント)

歯の部分に相当する人工歯(上部構造)から構成されています。

 

 

 

【当院のインプラントの特徴】

 

① 審美的完成度の高さ

当院のインプラント治療は、「審美性」に重点を置いています。嚙み心地がよいのは当然で、見た目の美しさ、自然さを十分に満たして、初めて治療が成功したと考えます。

 

当院の審美インプラントの症例をご覧ください。

 

《Before》

 

《After》

 

 

中央の前歯2本をインプラントで治療。両隣の歯は被せ物で、犬歯はラミネートベニアで修復を行ったケース。治療期間は約6ヶ月

 

② 他院では対応できない難症例も、当院なら対応が可能です。

 

インプラント治療では、あごの骨に土台を埋め込むため、あごの骨がやせていたり薄かったりすると、治療が難しくなります。骨の状態によっては、インプラント治療に対応できない歯科医院もあります。しかし、当院ではさまざまな術式に対応できるので、骨の量が少ない難症例でも治療が可能です。骨の量が少ない場合、「骨造成」という治療を行い、骨を増やしてからインプラント治療を行います。

骨造成」には、次のような治療法があります。

 

サイナスリフト

歯茎の側面の骨を切開し、代用骨や骨補てん剤を入れて、骨の厚みを確保する治療法。

 

ソケットリフト

インプラントを入れる位置に穴をあけ、骨補てん剤を入れて、骨の厚みを確保する治療法。

 

GBR(骨造成)

歯肉を切開し、骨を増やしたい部分に骨補てん剤を埋め込み、「メンブレン」という人工膜で覆います。メンブレンで覆われた部分は骨が厚くなります。

 

当院のGBR(骨造成)を併用した症例をご覧ください。

 

《Before》

 

 

《After》

 

 

 

重度の歯周病で骨が失われ、多くの歯がグラグラしていて全ての歯を抜歯しなければならなかった症例です。

サイナスリフトで骨の量を増やし、上顎に8本、下顎に6本のインプラントを埋入。噛み合わせと口元の審美性を回復した。治療期間は約8ヶ月。

 

③ 若返りも実現「リップサポート」

 

特に前歯の噛み合わせは唇の位置を左右するため、お顔立ち全体に大きな影響を与えます。上あごの前歯が唇を支えることを、「リップサポート」といいます。

当院の審美インプラントは、お口を開けたときに見える「歯」の美しさだけでなく、お口を閉じたときの口元の美しさも意識しています。

 

④ 眠っている間に手術が終わる「睡眠無痛治療」

外科手術が苦手な方、そして特に歯科恐怖症の方には必要に応じて「睡眠無痛治療(静脈内鎮静法)」という麻酔を用意しています。

 

静脈内鎮静法は、虫歯の治療や抜歯等を行う歯科治療において緊張や不安を感じる患者さんに対して、鎮静剤を静脈内に投与することで、リラックスした状態で治療を受けることができます。
歯科恐怖症の方だけでなく、お口にものが入ると吐きたくなってしまう「嘔吐反射」の強い方にもお勧めしています。

 

 

【インプラントのメリット】

 

1. 自分の歯と変わらずに使える

インプラントは失った歯の代わりとして顎の骨に直接埋め込み、それを土台として人工歯を取り付けているため自分の歯とほとんど変わらず、ストレスのない使い心地で噛むことができます。

 

2. 口内の健康を維持できる

インプラントは1本1本独立して埋め込みます。

そのため、ブリッジのように隣接する健康な歯を削ったり、負担をかけたりすることはありません。

また、入れ歯やブリッジは物を噛んだ際の衝撃が骨に伝わりづらく、骨が痩せてしまう傾向がありますがインプラントは物を噛んだときの刺激が骨に伝わりやすいため、骨が痩せる心配もありません。

 

3. 審美性に優れている

インプラントは本来の歯に限りなく近い状態を再現することが可能です。

当院では、インプラントの上部構造物にはセラミッククラウンという白くて天然の歯に近い強度がありある材料を採用しています。セラミッククラウンは見た目が美しく、プラーク(汚れ)もつきにくい優れた素材です。

 

【インプラントのデメリット】

 

1. 治療期間が長い

入れ歯やブリッジは数カ月で治療が完了することがほとんどですが

インプラントを埋め込んでから、顎の骨と結合するまで3~6ヶ月の期間をおく必要があり、治療期間が長くなります。

 

2. 術後のメンテナンスが必須

インプラントの場合は入れ歯やブリッジなどの治療と比べても、術後のメンテナンスが重要です。メンテナンスを怠るとインプラントの上部構造を留めているネジゆるんで外れてしまったり、清掃不良の場合歯肉炎やインプラント周囲炎(インプラント周囲の骨吸収)になり、最悪の場合インプラントを除去しなければならない状態になることもあります。

 

3. 外科的処置が必要

インプラントを埋入するためには、局部麻酔をし、歯茎を切開して顎の骨を削る外科手術が必要です。

術後は腫れや痛み、出血などが伴う場合があります。

 

【インプラント治療の適応症】

 

1. 歯を失った場合

インプラントは、歯を失った場合に、欠損した歯を補うために使用されます。インプラントは、人工的に作られた歯根として機能し、その上に人工歯を取り付けることができます。

 

2. ブリッジ治療が難しい場合

ブリッジ治療が不可能な場合、インプラント治療を提案します。

 

3. 入れ歯の装着が難しい場合

入れ歯は、歯茎や口腔内の状態によっては、不快感を与えたり、摂食機能が低下することがあります。インプラント、自然歯と同様の機能を回復できます。

 

4. 歯並びが良く、骨量や骨質が適している場合

歯並びが良く、骨量や骨質が適している場合には、インプラント治療が成功する可能性が高くなります。
骨量や骨質が不足している場合は、骨移植や骨造成などの補助的治療を行う必要がある場合があります。

 

5. 歯周状態が良好な場合

歯周が進行している場合はインプラント治療を行う前に治療する必要があります。

 

【インプラントの禁忌症】

 

1. 骨の状態が不十分な方

骨粗しょう症治療薬(ビスホスホネート製剤)を長期間服用している方は、顎骨の壊死リスクが高まるため、禁忌とされることがあります。

 

2. 年齢による制限

顎骨がまだ完全に成長していない成長期にある若年層(特に10代)はインプラントの埋入は慎重に判断されます。

 

3. チタンアレルギー

人工歯根がチタンであるため、金属アレルギーの症状が出る可能性があります。

 

4. 白血病や血友病などの血液疾患

出血が止まりにくい疾患であるため出血を伴うインプラント手術は禁忌とされています。

 

5. Ⅰ型糖尿病

遺伝により起こる先天性の糖尿病で若い方や子供でも起きるため、免疫力が低下していて傷が治りにくい場合があります。

 

6. 免疫不全

免疫機能の低下により、骨とインプラント体が結合しない可能性があります。

 

7. 脳梗塞や心疾患を起こして半年以内の方

薬を服用、身体の状態も不安定であるため体に負担のかかるインプラント手術は禁忌とされています。

 

8. 顎の骨に放射線治療を行っている方

唾液の分泌が放射線により少なく、無理に治療をすると顎骨骨髄炎を起こす可能性があります。

 

 

【当院のインプラント治療の手順】

 

1.診査・診断

・CTによる精密検査
当院では、「CT」を使った事前の精密検査で、あごの骨の中の神経や血管などの位置を正確に把握します。CTは、お口の周囲を全方向から撮影するので、立体的で鮮明な影像を得られます。

 

・安全な手術プランを作成する「コンピュータシミュレーション

CTが撮影したデータを、コンピュータに取り込んで「シミュレーションソフト」で分析します。

 

 

・執刀時のミスを防ぐ「インプラントガイド」

インプラントガイドとはインプラント手術を正確に行うためのマウスピース型の器具で、インプラントを正確な位置に埋め込むのに役立ちます。
インプラントガイドを利用することで、人為的なミスが起こるリスクを極限まで軽減した、安全な手術が行えます。切開する範囲も最小限となり、術後の回復も早まります。

 

2.インプラント埋入手術

インプラント埋入には1回法と2回法があります。

 

1回法

  1. インプラントを埋入する。
  2. インプラント埋入後、その上にアバットメント(土台)を被せる。(手術後は、歯肉からアバットメントがわずかに露出した状態)
  3. 顎の骨とインプラントが結合する期間を経て、上部構造(人工歯)を装着する。

2回法

  1. インプラントを埋入する。
  2. アバットメント(土台)は取り付けず、キャップをして完全に縫合する
    (キャップが歯肉の中に入って見えない状態)
  3. 骨との結合期間を経てインプラントにアバットメントを連結させる処置を行う
  4. 歯肉の傷が治癒した後、上部構造(人工歯)を取り付ける

3. メインテナンス

インプラントを埋入したあとは、定期的なメンテナンスが必要です。

メンテナンスを怠ってしまうと、インプラント周辺に歯垢や歯石がついてしまい、細菌感染を起こしてしまうといったことがあります。

3ヶ月~半年に1回はメインテナンスを受けましょう。

 

 

 

【当院のインプラント手術の費用】

 

インプラント料金    ¥528,000〜(上部構造含む)

 

(基本料金の内訳)

インプラントプランニング     ¥88,000〜 (CT画像診断、ワックスアップ、外科用ガイドを含む)

インプラント埋入料金.              ¥242,000〜

インプラントアバットメント       ¥44,00〜

インプラント上部構造         ¥154,000〜

 

 

インプラント付随処置

歯肉増生術(1歯)  ¥55,000~

骨増生術(1歯)     ¥77,000~

ソケットリフト       ¥77,000~

サイナスリフト   ¥208,000~

 

 

 

 

患者様の目的、お口の状態、ご希望などにより、最善の選択肢は変わります。
患者様ひとりひとりのお悩みに寄り添い、お話を伺い、最善の選択ができるようにご説明いたしますので、お気軽にご相談ください。

当院の根管治療について

2025年2月5日

エストデンタルケア南青山橋本です

あっという間に1月が過ぎ、
1月もあっという間に過ぎ、バレンタインデーに向けてかわいくラッピングされたチョコレートが店頭に並ぶ季節となりました。
みなさまはいかがお過ごしでしょうか。

今回は当院の根管治療についてお伝えしていきます。


根管治療とは

根管治療とは、虫歯が内部の歯髄まで進行した場合に行う根管(歯の根っこ)の治療です。
虫歯や歯周病が進行したとき、外傷により歯が折れたとき、過去に治療した歯が再感染を起こしたときなどに行われます。
虫歯が進行して歯髄まで細菌が侵入すると、歯がズキズキと痛んだり顔が腫れたりします。治療を受けずに放っておくと顎の骨へと感染が広がり、最悪の場合歯を失うおそれもあるため早期治療が非常に重要です。
根管治療は、痛みや腫れなどのつらい症状を取り除き、歯を残すために必要な治療法です。



当院の根管治療の特徴

1.診査・診断

当院の根管治療では、CT撮影をして歯や骨の状態を3次元的に見て診断をします。
 根管治療をする歯や周囲の骨の状態を立体的に確認することができ、根の本数や骨の状態がわかるので、歯の炎症がどこからきているのかを突き止めることができます。

2.高性能マイクロスコープ
 
当院の根管治療では、20倍まで視野を拡大することが可能なマイクロスコープを使用して根管治療を行います。
 マイクロスコープは、光軸(照明軸)と観察視軸の距離が近くなるように設計されていて、暗くて狭い根管の中にも光が入り明るい状態で、汚れを直接見ながら除去することができます。
 肉眼で見つけるのが難しい歯の亀裂もマイクロスコープでは、はっきりと見ることが出来るので、痛みや炎症の原因を特定し、的確な治療ができます。

当院で使用している器具


1.ニッケルチタンファイル(Ni-Ti File)

根管の拡大・清掃を行うための器具で、従来のステンレススチール製ファイルと比較して柔軟性が高く、根管の形状に沿って適応しやすいのが特徴です。特に、強く湾曲した根管や狭窄した根管にも対応しやすく、根管内での破折リスクを軽減します。
近年では熱処理されたNi-Tiファイルが開発され、従来よりも耐久性と柔軟性が向上しており、より安全かつ効率的な根管拡大が可能になっています。当院では様々なファイルを症例によって使い分けています。

2.エンドモーター(Endodontic Motor)

ニッケルチタンファイルを装着し、自動で回転や往復運動を行うモーターです。手用ファイルと比較して、短時間で効率的な根管拡大が可能であり、術者の負担を軽減する役割もあります。
最新のエンドモーターにはトルクコントロール機能が搭載されており、一定の負荷を超えると自動で逆回転し、ファイルの破折を防ぐことができます。
また、レシプロケーションモード(Reciprocation Mode)を利用すると、前後の往復運動を行い、より効率的に根管を拡大することが可能です。

3. 超音波チップ(Ultrasonic Tips)

超音波振動を利用し、根管内の洗浄、破折ファイルの除去、異物の除去などを行う器具です。
特に、ナトリウム次亜塩素酸(NaOCl)と併用することで、殺菌効果を向上させることができ、感染根管治療において重要な役割を果たします。
また、石灰化した根管の開通や、微細な隠れた根管(MB2など)の探索にも有効です。

4. バイオセラミックシーラー(Bioceramic Sealer)

根管充填時に使用する封鎖性の高いセメント材料です。従来のシーラー(レジン系や酸化亜鉛ユージノール系)と比較して、生体親和性が高く、硬化後に適度な膨張性を持つため、微小な隙間をしっかりと封鎖することが可能です。
さらに、抗菌作用や組織の治癒促進効果があり、感染根管治療においても非常に有効です。

5. MTA(Mineral Trioxide Aggregate)

根管のパーフォレーション(穿孔)リペアや、直接覆髄(ダイレクトパルプキャップ)に使用される生体親和性の高い材料です。硬化後には強固な封鎖性を示し、組織の再生を促す効果も期待できるため、根管治療において非常に有用です。
また、水分と反応して硬化する性質があるため、湿潤環境でも使用しやすいのが特徴です。


6.ガッタパーチャオブチュレーションシステム(Gutta-Percha Obturation System)

垂直根管充填に使用する機器で、加熱したガッタパーチャ(GP)を根管内に流し込み、密閉するシステムです。
従来の側方加圧法と比較して、三次元的な充填が可能で、より高い封鎖性が得られるため、治療の予後を改善することができます。
特に、ウォームバーティカルコンデンセーション法(Warm Vertical Condensation)やキャリアベースオブチュレーション法(Carrier-Based Obturation)を用いることで、根管内の複雑な解剖学的構造にも適応しやすくなっています。

7.ファイル
 
当院では、ニッケルチタン製のファイルを使用しています。
根管内は、複雑な形になっているケースも少なくありません。
ニッケルチタン製のファイルは、金属で固い性質がありながら弾力があり、しなるのが特徴で、複雑な根管内でも隅々まで清掃することが可能です。
このファイルの性質のおかげで、根管内に穴を空けるといった事故を防ぐことも可能になっています。






根管治療の手順

1表面麻酔、浸潤麻酔

治療を行う前に、患者の痛みを軽減するために麻酔を施します。表面麻酔で歯茎の感覚を鈍らせ、浸潤麻酔で治療部位の周囲を麻痺させます。

2ラバーダム防湿

根管治療の際にラバーダムを使用すると、患歯を周囲の唾液や細菌から隔離することができます。これにより細菌が患歯に侵入するリスクが減少し、治療の成功率が向上します。
また、患者様が誤って治療中の器具や薬剤を飲み込むリスクを減らす役割もします。

3虫歯、神経、被せ物の除去

虫歯や感染した歯髄を取り除きます。また、過去に施された被せ物がある場合は、被せ物も除去します。

4根管拡大、形成

専用の器具を使用して根管内を感染を取り除くために根管を拡大、清掃し、形を整えます。

5根管洗浄

根管内を洗浄し、残った細菌や感染物質を取り除きます。洗浄には消毒液を使用し、根管内を清潔に保ちます。

6仮封
治療部位を一時的に仮の蓋で封鎖することで、外部からの細菌侵入を防ぎ、治療部位を保護します。

1から6を繰り返して状態が安定した後に根管充填をします。
根管充填とは歯の根の中に、シーラーという薬剤とガッタパーチャという充填材を詰める処置です。


根管充填が完了した後、歯の冠部を修復します。




治療時間・治療回数

当院の根管治療の治療時間は1回90分ほどいただいております。
1回の治療時間を長くすることで、通院回数を少なくして患者様の負担を減らすことが可能です。

費用
当院の根管治療の料金は以下の通りです。(税込み表記)

 

前歯部

抜髄治療  ¥88,000

再根管治療 ¥99,000

 

小臼歯部

抜髄治療  ¥99,000

再根管治療 ¥110,000

 

大臼歯部

抜髄治療¥    ¥121,000

再根管治療 ¥132,000

 

 

歯髄保存治療 (MTAセメント) ¥33,000

逆根管治療 ¥143,000






当院では、患者様一人ひとりに丁寧なカウンセリングを行い、最適な治療プランをご提案しております。
他院で抜歯を提案された歯でも、当院の治療で残せる可能性があります。
根管治療を検討されている方は、エストデンタルケア南青山に気軽にご相談ください。





当院のラミネートベニアについて

2025年1月15日

エストデンタルケア南青山橋本です。
日ごとに寒さがつのってまいりますが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。

今回は当院のラミネートベニアについてお伝えします。

1ラミネートベニアとは?
2ラミネートベニアのメリット・デメリット
3当院のラミネートベニアの特徴
4当院のラミネートベニア治療の流れ



ラミネートベニアとは、歯の表面のエネメル質をごくわずかだけ削って、
薄いセラミックで、歯の表面に接着することで形態や色調を改善する治療法です。
例えば、つけ爪のようなもので、セラミックの板を貼り付けることで前歯を美しく整えます。
ラミネートベニアはエナメル質の表面を0.3~0.5mmほどしか削らないので、 歯の神経にも影響はありません。

歯を動かすことなく治療を行うため、大きく乱れた歯列への治療や、歯の形が極端に悪い場合には、治療ができない場合もございます。

ラミネートベニアの具体的な適応症例

・正中離開、空隙歯列(歯と歯に隙間がある)
隙間を埋めて歯の見た目を整えることができ、より美しい笑顔を実現します。

・前歯の歯列不正(わずかに位置がずれていたり捻転している歯)
隙間を埋めて歯の連続性を持たせ、全体的な美しさを向上させることが可能です。

・歯の形態の修正
歯の形や位置を調整し、整った歯並びを実現できます。

・変色した歯の色の調整
患者様の希望に応じて、色味や明るさを選ぶことができるため、個々のニーズに合わせた美しい仕上がりが期待できます。

・ホワイトニングをしても白さに満足していない方
ホワイトニングは元の状態の歯によって白くできる範囲に限りある場合やホワイトスポットがある場合には薬剤が効きません。
ラミネートベニアではより明るく、均一な白さを実現することが可能です。



歯の隙間が気になる人や歯の変色がある人にとって、歯を大きく削る必要がないため使いやすく、自然な見た目に仕上げることができます。また、部分的に欠けてしまった歯や凹凸のある歯、形不良の歯にも使えることでも知られています。





ラミネートベニアのメリット

審美性が高い:自然な歯の色や形状に合わせて作成します。同時に歯の色むらや形の不揃いを改善し美しい仕上がりが得られる事で笑顔に自信を持たせます。

歯を削る量が少ない:従来のクラウンやブリッジに比べて歯を大きく削る必要がないので歯の健康を保ちながら美しさを追求できます。

耐久性:高品質なセラミックや樹脂を使用しているため、ラミネートベニアは耐久性があり、適切なケアを行えば長期間使用できます

治療期間が比較的短い:最短2回の通院で治療が可能です。通院の負担を減らしながら歯並びや歯の形状・歯の色などを改善できます。

ラミネートベニアのデメリット

耐久性の限界: ラミネートベニアは耐久性がありますが、強い衝撃や咬合力にさらされると割れたり欠けたりする可能性があります。特に、歯ぎしりや食いしばりの習慣がある方は、ラミネートベニアが損傷しやすくなるため、注意が必要です。

色の変化: 高品質な材料を使用している場合でも、時間が経つにつれて色が変わることがあります。特に、喫煙や色素の強い飲食物(コーヒー、赤ワインなど)によって影響を受けることがあり、着色する可能性があります。


当院のラミネートベニア治療の特徴

1歯を削る量を最小限にし、歯の寿命を縮めない。
 歯を削れば削るほど、ダメージは大きくなり歯の寿命も短くなります。
肉眼で削るよりもマイクロスコープを使って拡大視野で削ることで、できる限りエナメル質を残すことができます。

2歯科医師と技工士によるチームワーク
当院では、歯科医師と技工士が密に連携し、患者様に最適な治療を提供する体制を整えています。このチームアプローチにより、より高品質で満足度の高い治療を実現しています。
特に、審美治療の中でもラミネートベニアは、前歯の治療において非常に重要な役割を果たします。前歯は笑顔や会話の際に最も目立つ部分であり、その美しさは患者様の自信や印象に大きく影響します。そのため、ラミネートベニアを用いた治療では、色味や形態に関するディスカッションを入念に行うことが不可欠です。
患者様の希望やニーズを丁寧にヒアリングし、その後、歯科医師と技工士が協力して、最適な色味や形状を決定します。
色味については、患者様の肌の色や他の歯との調和を考慮し、自然な仕上がりを目指します。また、形態については、歯の大きさや形状、咬合のバランスを考慮し、患者様の顔立ちに合ったデザインを提案します。






当院のラミネートベニア治療の流れ


1. 初診・診査

患者様とのカウンセリング
• 患者様の主訴や希望を詳しく聞き取り、審美的なゴールを明確にします。
• 治療の限界やリスク(歯の削除量、色の選択、長期的なメンテナンス)を説明します。

診査・診断
• 口腔内診査
歯の形態、配列、色調、咬合関係、軟組織の健康状態を確認します。
• レントゲン撮影
根尖病変や虫歯の有無を確認します。
• 写真撮影
笑顔、口腔内、側面などの写真を撮影し、治療前後の比較やコミュニケーションに活用します。
• 型取り
現状の模型を作成して咬合やスペースの確認を行います。

2. 診断および治療計画

診断用ワックスアップ
• 患者様の希望に基づき、診断用のワックスアップを行い、最終的な形態をシミュレーションします。
• 必要に応じて、モックアップ(仮歯)を製作して口腔内で確認します。

治療説明と同意
• ワックスアップやモックアップを患者に見せながら、最終形態を共有します。
• 費用や治療期間についても明確に説明し、患者様の同意を得ます。

3. 前処置
• ホワイトニング(必要に応じて)
歯全体の色調を整えるため、ホワイトニングを行うことがあります。
• 歯肉整形(必要に応じて)
歯肉の形態を整えることで審美性を向上させます。

4. 歯の形成

ガイドを用いた形成
• 診断用ワックスアップやモックアップを参考に削除量を計画します。
• 一般的には、0.3~0.7mm程度の削除が必要です(特にエナメル質の範囲に留めることが理想)。

形成のポイント
• エナメル質に留める削除を心がけ、接着力を確保します。
• エッジをスムーズにし、セラミックの適合性を高めます。
• 隣接面の適切な形成を行い、隣在歯との調和を取ります。

5. 印象採得
• シリコン印象材を使用して精密印象を採得します。
• 必要に応じて咬合関係も記録します。

6. 一時的修復物(テンポラリーベニア)の装着
• 形成後の歯を保護し、患者が最終形態を体験できるように仮歯を装着します。
• 患者の感想や希望を聞き、最終的な形態に反映します。

7. 技工所での製作
• 技工士と緊密に連携し、形態や色調を患者様の希望に基づいて作成します。
• 使用する材料(ジルコニアなど)を選択します。

8. ラミネートベニアの試適と装着

試適
• ラミネートベニアの適合性、形態、色調を確認します。

接着準備
1. 歯面処理
エッチング(リン酸処理)→プライマー→接着剤の順に処理します。
2. ベニアの処理
内面をフッ化水素酸で処理し、シランカップリング剤を塗布します。

接着操作
• レジンセメントを用いてラミネートベニアを接着します。
• 光重合を行い、余剰セメントを除去します。

9. 最終調整
• 咬合調整
咬合干渉がないように調整します。
• 研磨
歯間部やエッジを滑らかにし、自然な仕上がりを目指します。

10. メンテナンス
• 定期的なフォローアップ
3ヶ月~6ヶ月ごとに咬合や接着状態を確認します。


注意点
• 不適切な歯ぎしりや過度な咬合力が加わると、ラミネートベニアが破損するリスクがあります。
•適切な口腔衛生を維持することが必要です。

ラミネートべニア治療は、歯をできるだけ削らずに歯の形や歯の大きさ・歯のすき間を整えたい方にもおすすめの治療法です。
当院では、患者様一人ひとりに丁寧なカウンセリングを行い、最適な治療プランをご提案しています。
ラミネートベニアを検討されている方は、エストデンタルケア南青山に気軽にご相談ください。

虫歯になりやすい部位とその予防方法

2024年12月18日

こんにちは!エストデンタルケア南青山、歯科衛生士の橋本です。

 

街中の色鮮やかなイルミネーションが楽しい季節となりましたね。

今年も残りわずかとなりましたが、皆さまのお口の健康状態はいかがでしょうか?

 

今回は「虫歯になりやすい部位とその予防方法」について詳しく解説いたします。

虫歯は進行段階に応じて治療法が異なりますが、日々の適切なケアで予防可能な病気です。当院の取り組みも交えながらお伝えしますので、ぜひご参考にしてください。

 

1. 虫歯とは

 

虫歯は、歯垢(プラーク)に潜むミュータンス菌やラクトバチルス菌が糖分を分解し、酸を作り出すことで歯が溶ける病気です。

この脱灰が唾液の再石灰化を上回ると、虫歯が進行します。

特にお菓子やジュースに含まれる「果糖ブドウ糖液糖」は、虫歯菌の格好の栄養源となります。

 

虫歯発生の仕組み

 

1. 酸性の環境: 食事や間食後、口腔内のpHが5.5以下に低下するとエナメル質が溶け始めます。

2. 唾液の働き: 唾液が中和作用と再石灰化を促進しますが、糖の多い飲食物や頻繁な間食が唾液の働きを妨げます。

3. リスク因子: 歯並び、唾液量、清掃状態などが重なることで、虫歯がさらに進行しやすくなります。

 

2. 虫歯の進行段階と治療方法

 

虫歯は進行段階に応じて「CO」から「C4」まで分類されます。

それぞれの状態に応じた治療法を正確に選択することが重要です。

 

● CO(初期虫歯) エナメル質の表面に白濁が現れた状態で、まだ穴は開いていません。痛みはなく、適切なケアで自然回復が可能です。

 

治療方法 • プラークコントロール(正しい歯磨き) • フッ素塗布で再石灰化を促進

 

● C1(エナメル質虫歯) エナメル質が侵され、小さな穴が開き始めた状態です。冷たい飲み物がしみる場合がありますが、軽度の治療で対応可能です。

 

治療方法 • 軽度の場合はフッ素塗布 • ダイレクトボンディング(詰め物)

 

● C2(象牙質虫歯) エナメル質を越えて象牙質に到達した段階です。甘いものや温かいものがしみるなどの症状が現れます。放置すると進行が早いため、早期治療が重要です。

 

治療方法 • ダイレクトボンディング • インレー(型取りをした詰め物)

 

● C3(歯髄炎) 虫歯が神経(歯髄)に達し、激しい痛みや炎症を引き起こしやすい状態です。歯髄を保存することが難しい場合があり、その際は根管治療が必要になります。

 

しかし当院であれば、可能な限り歯髄を残せるよう計画を立てますのでご相談ください。

 

治療方法 ・直接覆髄、生活歯髄切断(可能な限り歯髄を保存する方法) • 根管治療(歯髄の除去と根管の消毒) • クラウン、アンレー(被せ物)で歯の形態を回復

 

● C4(残根状態) 神経が壊死し、虫歯が歯根の先まで達した状態です。膿がたまり激痛を伴う場合もあり、歯を残すことが困難なことがあります。

 

しかし当院であれば、可能な限り歯を保存できるよう計画を立てますのでこちらもご相談ください。

 

治療方法 ・エクストリュージョン、臨床的歯冠延長術(可能な限り歯を保存する方法) •抜歯が必要な場合は抜歯後、補綴治療(インプラント、ブリッジ、接着ブリッジ他)

 

3. 虫歯になりやすい部位とその原因

 

● 奥歯(臼歯) 複雑な溝やくぼみが多いため、汚れが溜まりやすく、清掃が不十分になりがちな部位です。

 

● 歯と歯の間(隣接面) 隣接面は歯ブラシが届きにくく、歯垢や食べ物のかすが溜まりやすい部分です。歯並びが悪い場合はリスクがさらに高まります。

 

● 歯の根元(歯頸部) 歯茎が後退して歯根が露出すると、虫歯菌の攻撃を直接受けやすくなります。歯根は象牙質でできているため、エナメル質よりも虫歯が進行しやすいのが特徴です。

 

4. 効果的な清掃方法

● 奥歯の清掃 溝に沿ってブラシを当て、小刻みに動かします。ヘッドが小さめの歯ブラシを選び、奥歯の外側は口を少し閉じて磨くと良いでしょう。

 

● 歯と歯の間の清掃 歯ブラシだけでは不十分なので、デンタルフロスや歯間ブラシを併用しましょう。隙間の大きさに合った器具を選び、優しく動かして歯垢を除去します。

 

● 歯の根元の清掃 毛先を歯茎の境目に当て、細かく優しく動かして磨きます。力を入れすぎると歯茎を傷つける恐れがあるため注意が必要です。

 

虫歯予防には、毎日の正しいセルフケアと歯科医院でのプロフェッショナルケアの両方が欠かせません。

エストデンタルケア南青山では、リラックスできる環境で患者さまに合った予防プランをご提案し、健康な歯を守るお手伝いをしています。

年末のこの機会に、お口の健康を見直してみませんか?ご不明点があればメールやお電話でも、何なりとご相談ください。 エストデンタルケア南青山 歯科衛生士 橋本

初診の流れについて

2024年11月19日

エストデンタルケア南青山 歯科衛生士橋本です。
いつの間にか季節は秋模様となってきましたね。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
皆様に役立つ情報を発信していくためにブログを始めました。
当院は自費診療専門のプライベート歯科クリニックです。
完全に予約制なので待ち時間がなく、患者様お一人ずつの状態や希望に合わせた治療を提供しています。
患者様の状態を把握するために、初診時には1時間半のお時間をいただいております。
今回は当院における初診の患者様の診療の流れについてお伝えしていきます。

目次
①問診票の記入とカウンセリング
②口腔内の確認
③レントゲン、CT撮影と説明
④歯周病の検査
⑤治療法の提案

①問診票の記入とカウンセリング
当院ではお口の中に対していろいろなお悩みを抱えた患者様が来院されます。
例えば他院での治療が上手くいかなかった、他院ではインプラントが出来ないと
伝えられた、他院から提案された治療法とは別の治療法を試したい、など
患者様のお悩みと向き合うためにしっかりお時間をいただいてお話しをお伺いしています。
どんな些細なことでも構いませんのでなんなりとお聞かせください。


②口腔内の確認
・口腔内の状態の記録
虫歯の有無や、治療の既往などを記録します。

・口腔内写真の撮影
口腔内の写真には患者様の歯の位置、歯並び、歯茎の状態、
虫歯や歯周病の進行具合、詰め物や被せ物の状態など様々な情報が含まれます。
診断や治療の記録として残され、治療前と治療後の変化を視覚的に確認することができます。当院では必要に応じて顔貌写真、全身の写真も記録する事もございます。

・顎関節の触診
顎の関節を指で触って顎関節の痛みの把握や、開口路、開口量の観察などをおこないます。を開けたり閉じたりして、顎関節音(クリック音、ポップ音、カクカク音など)や顎の動きをチェックします。
この時に口を開けたり閉めたりする時の痛み(開口痛・閉口痛)や顎関節音があれば顎関節の疑いがあります。
顎関節症の原因ですが、主に顎の関節への過剰な負荷による筋肉や靱帯の過緊張や痙攣、損傷が原因と考えられています。
例えば
・歯並び・咬み合わせ(合わない被せ物も含む)
・歯ぎしり・食いしばり
・頬ずえ・片側寝(いつも左右片側にだけ枕を当てて眠る)
・大きな口を開ける運動
・不良姿勢(猫背やストレートネック)などが顎関節症の原因となる行動とされています。

③レントゲン、CT撮影と説明
レントゲン撮影では虫歯の有無、歯槽骨の量、歯の数、顎関節の状態などを把握します。
CT撮影では歯や顎の周囲の骨や神経、血管などを立体的に撮影が可能なため、インプラントの計画、顎骨の病変の診断、埋伏歯の位置確認、複雑な歯根の形状などを把握します。

レントゲンときくと被曝量が心配になる方がいらっしゃると思いますが、
歯科治療で、お口全体の撮影を行うパノラマレントゲン撮影の1枚あたりの放射線被ばく量は、約0.03~0.05ミリシーベルト、局部的に撮影するデンタルレントゲン撮影においては約0.01ミリシーベルト、歯科用CT撮影では0.2ミリシーベルトです。
私たちが生活している中で、自然界からの放射線が放出されていますがその量は1年間で平均1.5~2.4ミリシーベルトと言われています。
安全基準値を超えるには1年間でおよそ2000枚のデンタルレントゲンを撮影することになり、1日で換算すると、1日あたりおよそ5~6枚のレントゲン写真を毎日撮り続けることで、ようやく危険水域に達すると考えられています。
鉛の入った防護エプロンを着て撮影すると、被ばく量は1/10となり、ほとんど問題にならない量になりますのでご安心ください。

④歯周病の検査
歯周病とは、細菌の感染によって引き起こされる炎症性の疾患で、歯の周りの歯ぐきが腫れたり、出血を起こしたり、歯を支える骨が溶けてしまう病気です。
歯と歯肉の境目の清掃が行き届かないでいると、そこに多くの細菌が停滞し歯肉の辺縁が炎症を起こして歯肉炎になり、
さらに進行すると歯周病になり膿がでたり、歯が動揺してきて、最後には歯を抜かなければならなくなってしまいます。
当院では歯周病の検査の項目は3つに分けています。

1.プラーク(歯面についている汚れ)の付着率の検査
プラークとは、歯の表面や歯と歯茎の境目、歯と歯の間に付着している細菌の塊です。
プラークが付着していると歯肉が腫れたり、出血を引き起こし歯肉炎、歯周病の原因になります。
歯周病だけではなく、虫歯の原因にもなるので日々のブラッシングが大切です。
プラークの付着率は20%以下が健康な状態と言われています。
磨き残しの残りやすい部位は
・奥歯の噛み合わせ部分
・歯と歯の間
・歯と歯茎の境目
・歯と歯が重なっている部分
・抜けた歯の周り
などが挙げられます。
当院では患者様のお口の中の状態に応じて清掃、歯周治療、ご自身での清掃指導を行います。

2.プロービング検査
プローブという細い針状の器具を使って歯と歯茎の間にある歯周ポケットの深さを測定します。
健康な歯肉の状態は3mm以内です。4~5mmで軽度歯周病、6mm~7mm以上で中等度歯周病、7mm以上で重度歯周病と判断します。
重度の歯周病だと歯を支えている歯槽骨が溶けてなくなっている状態です。
プロービング検査をした後に歯周ポケットから出血がおこることもみられます。
出血するということは、炎症があるサインです。歯石の除去を徹底的に行い、日々のブラッシングが大切です。 

3.歯の動揺度の検査
ピンセットで摘んで歯がどの程度動くか測定をします。
歯の動揺度には0度から3度まで指標があります。
・0度(生理的動揺)…0.2mm以下。ほとんど動くと感じません。
・1度(軽度)   …前後に0.2~1m m動きます。
・2度(中程度)  …前後、左右に1mm以上2mm未満動きます。
・3度(重度)   …前後左右に2mm以上動きます。
歯周病が進行すると、歯を支える骨が減少するため、歯が揺れやすくなります。

主に歯周病の進行を評価するために用いられますが、事故による外傷や矯正など他の原因で歯が動くこともあります。
この他にもレントゲンで骨の吸収や歯周病の進行具合を詳しく観察したり、 目視で歯肉の腫れ具合も観察します。
初期の歯周病は痛みなどの症状が無いため、ご自身ではなかなか気づきにくいです。
例えば、
・口臭を指摘されたことがある、口臭が気になる
・朝起きたときに口の中がねばねばする
・歯磨きした際に血がでる、歯ブラシが赤くなる
・歯肉が赤く腫れている
・歯肉が下がり、歯が長くなった気がする
・歯肉を押すと血が出たり、膿が出る
・昔と比べて歯と歯の間に食べ物が挟まりやすくなってきた
・歯が浮いた感じがする
・昔と比べて歯並びが変わった気がする
・歯がぐらぐらする
などの症状がある方は早めに歯科医医院を受診しましょう。
また、一度進行した歯周病を完全に治癒させることは今の医療では難しく、
歯周病が進行する前に予防することがとても大切です。
些細なことでも気になる症状がございましたらお気軽にお声がけください。

⑤治療法の提案
上記の検査を行った上で患者様に合った治療法をご提案します。
また、ご予算、治療にかけられるお時間、目的などによっても適切な治療方針は変わります。
当院では、患者さんのご希望に沿うようにしっかりとヒアリングし、まずはその希望を叶えるためにはどんな治療が必要かを考えます。
患者さんのご希望やご意向に寄り添って何とか実現できるように治療計画を考えていきますが、すべて患者さんの希望通りにするということが難しいケースもあります。
そのようなときには専門家としての知識や経験にもとづいた知見により、患者さんにとって「適切かつ必要な治療法」を考えてご提案いたします。
また当院では、患者さんとの時間を何よりも大切にしております。
治療を丁寧にしっかりと行うために、患者さんお一人に十分な診察時間を確保しています。
そのため、1日の予約数を限定させていただいておりますので、ご了承ください。
お問い合わせは電話やメールで受け付けておりますのでお気軽にご連絡ください。

「ブログ」を新設いたしました

2024年11月18日

「ブログ」を新設いたしました。
今後ともよろしくお願いいたします。

初診「個別」相談へのご案内

当院では、患者さんが抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんなことでも構いませんので、私たちにお話ししていただけたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。

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